少年期96 ページ19
『カカシ先生に関してはサスケと同様、脳と精神的なダメージ。綱手様の手にかかればなんの問題もないはずです。ただ……』
うちはサスケの病室を後にした、名前、綱手、シズネは次の病室へと名前を先頭に向かっていた。
綱手「ただ…？」
『ロック・リーに関しては私はなにも出来ませんでした。恐らく、私の見解が正しければ綱手様でも難しくなるのではと……』
名前は語尾を詰まらせる。向かう先に碧き猛獣、ガイの姿が見えたからだ。
カカシの病室の前で綱手のことを待ち構えているようだ。
少女は悔しそうに拳を握る。
綱手は少女の肩をポンと掴む。
この火影直属暗部の少女はいろんなものを抱えすぎていると綱手は心配になった。
綱手「名前」
綱手は少女の名を呼ぶ。
暗部の名前ではなく、本当の名前を。
少女は綱手を見上げる。と、同時に肩に置かれていた手が目の前に現れたのに驚き少し後ろに仰け反り目を瞑る。
トン…
眉間に優しく人差し指が当てられる。
それは昔、優しい兄のような存在に向けられたものと酷似した。
綱手「五代目火影からの最初の命令だ。帰って休め、明日の朝まで家から出るな、後は…私に任せな」
名前は触れられた眉間を両手で抑える。
先程まで重かった肩の荷が下りた気がした。
里長がいない、己が穴を埋めなければという重圧から、やっと解放された気がした。
『……はい…！』
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まだ日も高い帰り道。
日のあるうちに家路に着き、こんなに青い空を眺められるのはいつぶりだろう。
自宅のドアを開け、台所の戸棚から取り出した薬箱をあける。
『この薬を飲むのも久しぶりだな…』
"睡眠薬"
と記載された薬と水が並々入ったコップをベッドのサイドテーブルに置く、忍服を脱ぎラフな格好に着替える。
深く眠りたい気分だった。
暗部に入ってから、まともな睡眠を取れたことは数えきれるほど。
五代目火影が決まった。それもかなりの器量の持ち主だ。その人物から明日の朝までは家から出るなと命を受けた。
心が安らいでいるのがわかる。
名前は睡眠薬を口に含むと、コップの水を飲み干しベッドに潜り込むと布団を顎下まで被る。
『明日は朝からサスケのお見舞いに行こう……五代目様にお礼を申し上げて……それで……』
少女は眠りへと誘われる。最愛の家族と自身の
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里奈 - 2部出来ましたら、URLをお願いします！2部楽しみにしてます！ (2019年7月24日 19時) (
レス) id: 167fdf8826 (このIDを非表示/違反報告)
雄飛~Yuhi~ - 我愛羅が凄く好きなので、我愛羅との絡み、楽しみにしてます！！！！更新頑張って下さいp(^-^)q応援しています！！！！！！！ (2018年12月22日 23時) (レス) id: 17482f2c04 (このIDを非表示/違反報告)
マスラ - 面白いです！続き楽しみにしています。更新頑張ってください！(≧▽≦) (2018年11月4日 19時) (レス) id: 9b6ae3d64f (このIDを非表示/違反報告)
rina214skt2(プロフ) - ベコさん» レスボタンが押せました！コメントありがとうございます(｀・ω・´)気長にお待ちいただけたら嬉しいです。私も我愛羅大好きなのでもっと出せるように頑張ります！ (2018年9月3日 0時) (レス) id: bb6660352e (このIDを非表示/違反報告)
ベコ(プロフ) - 更新頑張って下さい！凄く楽しみに待ってます！ (2018年8月6日 9時) (レス) id: 7f4e6905fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あめ | 作成日時：2018年6月2日 12時
