少年期80 ページ2
「どう思う？」
うちはイタチはうちはシスイに問いかける。
イタチもシスイも、先程までサスケと名前が使っていた手裏剣の的をジッと見つめている。
サスケの方はほぼ中心に命中しているが、名前は真ん中の中心円には傷１つなく、的の外側の円にばかり手裏剣が刺さっている。
シスイ「妙だな」
イタチ「一見乱雑に投げているように見えるが…」
シスイ「刺さっている手裏剣はすべて等間隔だ…」
偶然か…否、そんなわけがない。
先に帰した少年と少女、いつも少年が何かと勝負をして勝っているように見える…が、
シスイ「それにあのチャクラ…、誰かに似ている気がするんだ…」
シスイは顎に手を当て、少し考える。
イタチとシスイは顔を見合わせてお互いに頷いた。
_________
____
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夜、なんでもない夜。
静かな夜。
満月が近い夜。
隣でスースーと寝息を立てるサスケの顔はとても穏やかだ。
"起きなさい…、闘いなさい…殺しなさい！"
『コロス…』
サスケを起こさないように静かに布団から這い出ると、置いていたニングポーチを腰につけて、自らに向けられる殺気を頼りに、森へと突き進んでいった。
すこし拓けた場所で止まると、クナイを取り出す。
右手の奥、木の陰にそのクナイを力強く真っ直ぐに投げる。
キンっ___
だが、そのクナイは弾かれる。
『なんのマネですか…シスイさん。殺意があるというならば…殺します』
少女はまたクナイを取り出すと、顔の前で構える。
シスイのチャクラを感知していた名前は真っ直ぐにシスイを見据える。
だが、相手の方が一歩上手だった。
「お前の目的はなんだ…」
『っ…！！』
クナイを持つ右腕を後方へと振り抜き、背後にいるシスイ本体に攻撃をする。
いとも容易く掴まれる右腕。
『幻術…！』
シスイ「答えろ…お前は何者だ」
『質問の意図がわかりません…』
「お前の中のチャクラはなんだと聞いている…名前…」
振り返ればいつも優しい兄のような存在が立っている。
イタチ「お前は…木ノ葉を脅かすものか…？」
やっと理解できた。2年間、この人はわたしを監視していたのだと悟る。
『違います。私は木ノ葉を愛しています…』
シスイの方に向き直り、静かに目を閉じ、またゆっくりと開く。
シスイ「その眼は…！！！」
『この力を、木ノ葉の安泰のために使いたくて…今私はここにいるんです』
シスイは静かに手を離す。
万華鏡写輪眼はいつのまにか普通の瞳に戻っていた。
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里奈 - 2部出来ましたら、URLをお願いします！2部楽しみにしてます！ (2019年7月24日 19時) (
レス) id: 167fdf8826 (このIDを非表示/違反報告)
雄飛~Yuhi~ - 我愛羅が凄く好きなので、我愛羅との絡み、楽しみにしてます！！！！更新頑張って下さいp(^-^)q応援しています！！！！！！！ (2018年12月22日 23時) (レス) id: 17482f2c04 (このIDを非表示/違反報告)
マスラ - 面白いです！続き楽しみにしています。更新頑張ってください！(≧▽≦) (2018年11月4日 19時) (レス) id: 9b6ae3d64f (このIDを非表示/違反報告)
rina214skt2(プロフ) - ベコさん» レスボタンが押せました！コメントありがとうございます(｀・ω・´)気長にお待ちいただけたら嬉しいです。私も我愛羅大好きなのでもっと出せるように頑張ります！ (2018年9月3日 0時) (レス) id: bb6660352e (このIDを非表示/違反報告)
ベコ(プロフ) - 更新頑張って下さい！凄く楽しみに待ってます！ (2018年8月6日 9時) (レス) id: 7f4e6905fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あめ | 作成日時：2018年6月2日 12時
