チャラ瀬くん。〈Ren.N〉 (ページ11)

今日:7 hit、昨日:8 hit、合計:69,065 hit

11. ページ11

.

それから、しばらくしてお粥を持ってきてくれたお母さん。

体調はまだ優れないけど、食欲はあって。
優しい卵粥で美味しくて、全部食べてしまった。

私はまたベッドに横になる。

…何故か分からないが、永瀬廉のことを思い浮かべる。

何してるかな？今頃ご飯でも食べてる？
お風呂かな。。

…って、何でそんな事を。

でも､､少しづつ心を開けて来たとは…思ってる。
無意識に喋ってしまったし…。。

ﾄﾝﾄﾝｶﾞﾁｬ…

玄樹｢A大丈夫か？｣

｢…にぃちゃん…｣

私のお兄ちゃん。玄樹にぃちゃん。
いつも優しいにぃちゃん。時折怖いけど。笑
大学に通ってる。

｢うん､､大分よくなったかな…｣

玄樹｢そうか。冷えピタ変える？あ､熱も測ろっか？｣

｢うん…｣

こういう時は、いや、いつも私に過保護なにぃちゃん。心配なのはわかるけど…

体温計を挟んで、冷えピタを貼ってもらった。

ﾋﾟﾋﾟｯ

体温計がなった。

出してみると、

｢…37.5分…｣

玄樹｢…微熱があるな､､明日は一応学校休め。｣

｢…分かった…｣

いろいろあったから、サクラ達にも会いたく無いかも…。。

玄樹｢…A？？｣

｢…ん？？｣

玄樹｢…学校で何かあったか？｣

｢…え…｣

そんなに顔に出てるかな…？

玄樹｢…俺､､聞くよ？なんでも言ってスッキリしちゃいな？？｣

｢……笑わない…？｣

玄樹｢…？うん。｣

私はゆっくり口を開いた。

.