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��橙さんとのこと。 ページ5
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「まず、上三人やろ？」
「黒い人と赤い人と紫の人？」
「よう知っとるやん」
「彼氏に毎日吹き込まれてんねん」
「よこちょは、お兄ちゃんやね。で、信ちゃんはお母さん。
この二人には、滅茶苦茶お世話になってるし、
色々教えてもらったわ。今も現在進行形で。
すばる君は尊敬してる。素直に」
「ええね、そんな風に、思える人居るの幸せやね」
そう言われて、自分の居る今の環境の素晴らしさを噛み締める。
「…うん。
どっくんもジュニアなって直ぐん時から、ずっと助けてくれたし信頼してる。
やから皆ほんまに家族やねん。
こーゆーことや。ありえへんねん。な？」
何とかこの話をまとめた、と思うたのに。
……ミナは聞き逃さなかった。
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作者名：ゆうみ | 作成日時：2019年3月11日 16時
