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27、黒幕 ページ27

波江side




波「折原臨也ってやっぱり可笑しな名前よね」

臨「こんな風に育ったのは偶然かもしれないけど、

自分じゃ、ぴったりだと思ってるよ。


波江さんは偶然ってどこまで信じる?」


波「は?なんの話し?」

臨「彼らは今回の色々なことが偶然だと思っているんだろうなぁ..

あの時間帯に那須島をあそこにわざと行くように仕向けたのは俺なのにさ..


しかしっ、あいつ本当に馬鹿だったなぁw


園原杏里の住所なんてクラス名簿を盗み見れば一発だろうに..



いや、でも、あるって前提に調べると、結構あるもんだねw

妖刀とか、妖精というもんはさ、


そうw本当に偶然だったのは、那須島が俺の金を盗って逃げた時w





借金に追われていた那須島は、

かつて自分のストーカーだった贄川春奈の親をゆすり、金を作ろうとした。





闇金の元締め、粟楠会から紹介され、

春奈の家族について調査を依頼しに家にいて、用意した餌にまんまと喰いついた。


贄川春奈が罪歌っていう情報は掴んでいた。




那須島を捕まえて

『この野郎ッ、俺の金盗みやがったなッ』って脅して、

春奈を利用してやろうと思ってたのに、




ところが、

そこにコピーじゃない本物の罪歌が現われた...」








あ「それと、私がここに来たってこと、ですかね?」




臨「....」







そこにいたのは前に事務所で見た来良の制服を着た子だった。

臨也の方をみると酷く驚いた顔をしてたけど、

直ぐに胡散臭い笑みを張り付け、いつもの表情に戻った。





あ「どうも、まず先に私からいいですか?」


臨「あぁ、構わないよ」





話しの内容がまるでついていけなかった。



あ「やっぱり、黒幕は臨也さんでしたか

正直、信じたくはなかったですね。



でも...





これで終わりじゃないんでしょう?

臨也さん」





臨「...クッ..フッ、アハハハハw



最高だよッ

まさかここまでだったとわ..w


君は、俺の予想を裏切ったんだ、誇っていいよw




正直なところ、もう君には飽きてたんだよねw

だけど、





そう、君はここに来たッここに来たんだ!


あの時俺は君をつき放したはずなのにっ

どうやってすべてのことを繋ぎ合わせここに来たかは知らないが、


こんなに素晴らしい事があるか!?



ねぇ、波江さんもそう思わないっ!?」




波「はぁ、そんなこと知らないわよ」


臨「まぁ、いいや、いいよ、特別に君にも教えてあげる。」




臨也はそういってまた不敵に笑った。

28、王将→←26、リッパーナイト



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山田。(プロフ) - 神風アヤトさん» ありがとうございます^ ^これからも頑張ります^ ^ (2015年1月29日 21時) (レス) id: 6a0ff993b2 (このIDを非表示/違反報告)
神風アヤト(プロフ) - 臨也も花宮も好きなので、よく作品読ましてもらってます。これからもがんばってください! (2015年1月29日 17時) (レス) id: 9ae8c54849 (このIDを非表示/違反報告)
山田。(プロフ) - 臨月さん» コメントありがとうございます^^そう言って貰えると嬉しいでこれからもよろしくお願いします。 (2014年10月13日 8時) (レス) id: 32ce407ead (このIDを非表示/違反報告)
臨月 - <山田side >も<臨也side>もカッコいいと思いますよ´∀` (2014年10月13日 1時) (レス) id: 5e11b8438f (このIDを非表示/違反報告)
山田。(プロフ) - ありがとうございます(((o(*゚▽゚*)o)))直しておきます( ̄^ ̄)ゞ (2014年9月4日 7時) (レス) id: 6a0ff993b2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:山田。 | 作成日時:2014年7月14日 22時

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