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16、斬り裂き魔 ページ16

あ「はぁ、はぁ、はぁ....」


さすがにローファーで長距離走るのは...





あ「キツぃ...」

帰宅部の運動量ナメんなっ...







かなり走ったと思うが、

全然距離が拡がらない、縮まる一方だ...




はぁ、もうなにこれ...なんのアトラクションですか...



これもう..電話するしかないっ...


でも誰に?

臨也さん?


あの人はダメだろッ




あの人にだけは借りを作りたくない...








となれば...

あ「自力でなんとかするしかないでしょッ」




私は立ち止まり、斬り裂き魔の前に出た。







斬「愛してる...だからあなたも愛してあげる」

あ「それは...ぜひ、遠慮したいですね...」



私に刃物が振り落とされ

痛みとともに愛の言葉が頭の中に流れてきた。




『愛してる、愛してる、愛してる、愛してる』




あ「残念だけど、私は愛とかどうでもいいから」


斬「!?

どうして...」



あ「そんなこと言われても...

正直まだわかんないんですよね...」





斬「そんなことあるわけないッ!」


再び振り落とされた一撃によって、

私はその場に倒れこんだ。






なんか音が聞こえる...

馬のような鳴き声...

最後に見たのは黒い煙のようなものだった。









セルティside




臨「あ、運び屋?

ちょっとお願いしたいことがあるんだけど」





私は折原臨也が好きではない。

まず、人柄が嫌味だ。

加えて彼から回って来る仕事は毎度後味があまりよくないものばかり、




今回は少女を一人迎えに行ってほしいとのことだ。








その日は特に仕事もなかったので、

録画していたテレビの消化をしていた。


新「セルティ何してるの?」




彼は岸谷新羅、闇医者をしている。








そして私はセルティ・ストゥルルソン

デュラハンと呼ばれる

アイルランドの首のない妖精だ。



この池袋という街では

首のない首なしライダーという

都市伝説の一種になっている。



セ「録画したテレビの消化だ」

新「本当にセルティはテレビが好きだね、

まぁ、そんなとこで悪いんだけど、

仕事だ、セルティ」


セ「あぁ、わかった」





新「折原君からの仕事だけど、

そんな難しい仕事じゃないみたいだよ」





私は馬(バイク)に股がり池袋の街に出た。

17、少女→←15、暴力



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山田。(プロフ) - 神風アヤトさん» ありがとうございます^ ^これからも頑張ります^ ^ (2015年1月29日 21時) (レス) id: 6a0ff993b2 (このIDを非表示/違反報告)
神風アヤト(プロフ) - 臨也も花宮も好きなので、よく作品読ましてもらってます。これからもがんばってください! (2015年1月29日 17時) (レス) id: 9ae8c54849 (このIDを非表示/違反報告)
山田。(プロフ) - 臨月さん» コメントありがとうございます^^そう言って貰えると嬉しいでこれからもよろしくお願いします。 (2014年10月13日 8時) (レス) id: 32ce407ead (このIDを非表示/違反報告)
臨月 - <山田side >も<臨也side>もカッコいいと思いますよ´∀` (2014年10月13日 1時) (レス) id: 5e11b8438f (このIDを非表示/違反報告)
山田。(プロフ) - ありがとうございます(((o(*゚▽゚*)o)))直しておきます( ̄^ ̄)ゞ (2014年9月4日 7時) (レス) id: 6a0ff993b2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:山田。 | 作成日時:2014年7月14日 22時

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