粗大ゴミ（新宿で情報屋をしている折原臨也）を家の前に捨てるのはやめてください。

２、不法投棄 ページ2

臨也side



近頃シズちゃんに仕事の邪魔ばかりされ、

その日はだいぶイライラしていていた。



臨「あ...大分...飲みすぎた.....」


波江さんが帰った後、

一人でワインやら日本酒やらを5、6本開けた。


それから、酒が足りなくなりコンビニまで買いに来たのはいいのだが....




途中で力尽き目覚めた時には知らない家の玄関で寝ていた。

ご丁寧に毛布までかけられていた。





臨「どこだ...ここ...」

とりあえず玄関から出て外を見回した。



がチャッ

家の直ぐそこだ、

あぁ、そうか、昨日飲み過ぎてコンビニに行こうとして途中で力尽きたのか...



prrrr...

ん、電話だ


臨「はい、あぁ、波江さん？

どうしたの？」


波《今あんたん家を壊そうとしてる奴がいるわよッ、早く帰ってきなさい》



臨「あぁ...シズちゃんか...面倒くさいなぁ

わかったよ、今戻るよ」




電話を切りとりあえずポストに仕事用の名刺を入れてマンションの方に戻った。





正直、俺を家にあげた人間に興味が湧いたのだ。




クスッ

あぁ、面白いことになったなぁw









Aside




学校に行くと、

何時もの那須島先生のセクハラ、


那「やあ、A、おはよう」

あ「おはようございます」



まぁ、別に対した気にしてないけど...

わりとどうでもいい。


それから午前の授業を終え、

お昼休み、

今日のお昼は昨日の残りもの消費のため、

煮物だ。


さすが煮物、一日おくとさらに美味しい。



そのあと無事に午後の授業を終え、

放課後、



学校を出て真っ直ぐ家に帰ると、




またしても家の前に粗大ゴミが不法投棄されていた。








臨「やあ、昨日はありがとうね^ ^

おかげで風邪一つ引いてないよ、

来良学園二年菅野Aちゃん^ ^」









粗大ゴミはお金を払って業者に引き取ってもらいましょう。


それが今私が思う切実な願いです。

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