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第四十話、二人共ここにおったんか ページ10

花宮side





6時間目の授業をしていた時、

ドクンッ



急に激しい動悸、息切れ、目眩が襲って来た。


花「ッ....

あの、具合が悪いんで、ちょっと保健室に行ってもええですか?」


先生「あぁ、大丈夫か?」

花「あぁ..はい」







理由を付けて教室をでた。



けど、その瞬間...









ドクンッ




花「うわッ...ッ!....うっ」


保健室につく前に俺はその場にうずくまった。





なんだこれ...すげぇ、苦し...









そして気が付けば、俺は三階のトイレにいた。


花「は?」



あれ...もしかしてっ!


俺はそう思い、急いで鏡の前に立った。









花「戻ってる....」


戻れたッ!





入れ替わりが戻っていた。









ここにいてもしかたねぇし、

かといって、教室戻って授業に参加すんのも面倒臭ぇ...



だから、図書室にでも行って暇でも潰そう...






渡り廊下を歩いていた時、



男子「好きですっ

ずっと、入学式の時から見てました。


俺と、付き合って下さいッ」


あ「えっと...」



それは見えた。

あいつが知らねぇ男に告白されてるところを...


男子「今すぐ返事が聞きたい訳じゃないからッ

じゃ...俺は」


そういって男は走って行った。








そこにただただ立ち竦むこいつを俺は見ていた。



すると、

あ「ッ、なんだ...兄貴か、

花宮さんの姿だからびっくりした。」


花「なんやねん、花宮に見られたら困るんか?」

俺は咄嗟に今吉先輩のフリをした。



あ「ん...なんか知られたくない、かな...」


なんでだよッ...俺に知られると都合が悪いのか?

もしかして、さっきの奴と...





花「そういえば、Aは花宮ぁんこと好きなんか?」

あ「えっ///

なっ、なんでいきなりそんなことッ兄貴に言わなきゃいけない!?」


花「ええやん、教えてやぁ

じゃあ、質問変えるわ、

花宮のこと嫌いなんか?」



俺はなにしてんだ...


あ「嫌いじゃないッ...けど」

花「けど?じゃあ、好きなんか?」

あ「そっ//それは///」


花「ん?^^」

あ「すk....」



Aが俺の質問に答えようとした時、




今「よう、二人共ここにおったんか、

探したでぇ、花宮ぁ、入れ替わり戻ったみたいやな、

よかったやん^^」









タイミング悪く、俺と入れ替わってるはずの先輩が来た。

第四十一話、冗談だよ、バァカ...→←第三十九話、あぁ....すまん;;



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つばさ - おもしろかったです!今吉さん、好きだったので嬉しかったです! 他の作品も、頑張ってください! (2020年1月6日 1時) (レス) id: cc36d8810b (このIDを非表示/違反報告)
うに助 - すっごく面白かった!次の作品も頑張って下さい!応援してますね〜♪ (2016年3月26日 22時) (レス) id: 98c0173277 (このIDを非表示/違反報告)
ルイ - 面白かったです頑張ってください (2015年9月30日 0時) (レス) id: 621ea5e2a6 (このIDを非表示/違反報告)
犬村加絵目(プロフ) - 面白かったです!これを励みに日々を過ごしています。 (2015年7月5日 21時) (レス) id: 995b7fa6d8 (このIDを非表示/違反報告)
山田。(プロフ) - 詐欺(ペテン)師←元ツッキーさん» ありがとうございます。そういって貰えると嬉しいです。 (2015年3月6日 10時) (レス) id: 32ce407ead (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:山田。 | 作成日時:2014年6月25日 17時

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