第四十話 ページ7
−−A&みう−−
A「おぉ、すげぇ」
みう「・・・前向け」
夕紀が去った後、金髪の男の表情は少し吃驚していた
夕紀より一回りは大きな赤髪を吹き飛ばしたからである
金髪「・・・チッ、人間如きが」
A「その人間に吹き飛ばされた鬼って、ねー」
みう「・・・ね」
双子はふふ、と笑いあう
金髪「っ・・・何故、知っている」
みう「・・・お前に教える義理はない」
そういった瞬間、金髪の視界から彼女たちが消えた
金髪「・・・っ!?」
みう「・・・遅い」
金髪「何・・・!?」
視界から消えていた内の一人が金髪の懐にするり、と入った
その瞬間、金髪は飛び退いたが後ろにはもう一人
A「俺のこと忘れないでくれる?」
後ろに居たAはそう言って、不敵に笑いながら
金髪の背中を自分の刀で斬りつけた
金髪「・・・っ、」
A「あ、避けなかった」
みう「・・・"避けれなかった"」
金髪の前に少し見下すように立ち、クスクス、と笑う
金髪「貴様ら、何者だ」
A「人間です」
金髪「ふざけるな、この私が人間如きに負ける訳がない!」
みう「・・・負け犬」
A「そんな事言われましても・・・」
みう「・・・静寂」
みうの言うとおり、外の騒がしい音が治まっていた
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狂桜(プロフ) - 続き気になる♪更新頑張ってくださいね♪♪ (2014年4月13日 9時) (レス) id: 738110ab91 (このIDを非表示/違反報告)
光姫 - 続編おめでとうございますっ!!!いつも楽しみに読ませてもらってます。更新頑張ってくださいねo(`ω´ )o (2014年3月25日 0時) (レス) id: 136032df6e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ただの猫 | 作成日時:2013年5月31日 23時