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広能「どーも」
「……夏芽なら帰りましたよ？」
広能「だから、Aちゃん待ってたんだって。」
「東京、戻らなくていいんですか？」
広能「いま休暇中。
この前作品撮り終わったからさ。
…………泣いた？」
広能さんが目を覗き込んでそう言った。
「泣いてないです。」
広能「別に泣くのは悪いことじゃない。
溜めておくよりは、出した方が絶対良いよ。
で、なんかあったの？」
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「私が、勘違いしてただけなんです。
親友だと……距離置いてても、親友だと思ってた相手に「こんな奴」って言われたんです。
たった1年距離置いてただけなのに、隣にいた時間も否定されてる気がして……ショックでした。」
広能「酷い人、だね。」
「でも、本当にいい人で。
好きなことには一直線なんです、彼。
好きな人を笑顔にするためなら何でもやる！みたいな、本当に真っ直ぐでキラキラしてて。」
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広能「Aちゃんは好きなんだね、彼のこと。」
「え？いや、好きじゃないですよ。」
今は、という言葉は閉まっておいた。
広能「彼の良い所話してる時、幸せそうだった。
前に言ったでしょ？
………今のAちゃん、美しいよ。」
カシャ、と私に向けてフラッシュ音を鳴らして
広能さんはカメラから私に再び目を向けた。
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「私は美しくなんてありません。
……それに、もう彼のことも好きじゃないんで。」
なら私が1番美しかったのは
夏芽が転入する前か、コウくんがいた頃。
私が、彼の隣にいた頃。
あの笑顔を1番近くで見ていた頃。
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梨々子(プロフ) - 8月26２６日さん» コメントありがとうございます！移行しました！お待たせしてしまち申し訳ありません……。これからもおぼこいをよろしくお願いします！ (2017年9月24日 2時) (
レス) id: f2f559b953 (このIDを非表示/違反報告)
8月26２６日 - 更新楽しみにしています。一番好きな作品です！頑張って下さい。 (2017年9月21日 23時) (レス) id: a6f45f2ae8 (このIDを非表示/違反報告)
梨々子(プロフ) - 良奈さん» お返事遅くなりすみません…。ありがとうございますっ！わあ、私には勿体無いお言葉です…汗 ですがそう言っていただけて本当に嬉しいです！これからもよろしくお願いします。 (2017年8月26日 3時) (レス) id: 71c7a95d08 (このIDを非表示/違反報告)
良奈(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます!! 今読んでいる作品の中で1番おもしろいです!! 通知が来るたびにすごく嬉しい気持ちになります(^^) これからも更新頑張ってください!! (2017年8月22日 23時) (レス) id: 074cab2c4b (このIDを非表示/違反報告)
虹色ジャス民 - はい！もちろんです☆ (2017年8月16日 10時) (レス) id: 802e112705 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梨々子
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/riko05251/)
作成日時：2017年6月14日 15時
