純麗なる綺羅星 (1) ページ10
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※ここから先、メインストーリーと少し違います。
Trickstarが分解されないまま【DDD】に入ります。
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あんずとの楽しい会話をしているうちに見えてきた、とある普通のレッスンルーム。ここまでの道が何故か長く感じられたAだったが、ちょっとだけテンションが上がっているようだ。
扉を開けると、途端に耳を突き抜ける音楽。
4人のアイドルの真剣な表情に、華麗なステップ、パフォーマンス。
「み、みんな……！ちょっといいかな？」
(……うわ、やっぱりみんなイケメンだなぁ)
あんずのその声に、ダンスを踊っていた4人は一斉に振り返る。そして、あんずの背後でポカンとしているAの姿を目に入れると、その制服のデザインで目を丸くする。
1番最初に声を出したのは、北斗だ。
「あんず……背後の女性は、普通科の人か？」
「あ、うん。普通科の観月A先輩」
「こんにちは。普通科3年生、観月Aです。あんずちゃんと仲良くさせてもらってます」
営業スマイルを感じさせない笑顔で、Aの好感度は一瞬にして上がる。
最初は“普通科”というだけであんずに嫌がらせをしているのではないかと心配した北斗だったが、その笑顔の前に騙されない人など皆無だ。すぐに警戒心を解き、笑顔で対応し始める。
「ここにいるということは知っているかもしれないが、Trickstarに所属しているアイドル科2年、氷鷹北斗だ。俺の方が年下なので敬語は外してもらって構わない」
「そういうお前も敬語使えよな？えっと、2年の衣更真緒です。一応、生徒会役員をやってます」
「遊木真です！2年生で、情報収集が得意です！」
「ふふ、よろしくね。北斗くんに真緒くんに真くん」
3人の自己紹介が終わると、Aは優しくほほえむ。しかし、彼女は気づいている。なぜ、すぐそばにいる明星スバルは喋らないのか。何か喋りたくないと思わせるほどの悪印象を与えてしまったのか。そんなことを心の中で考えていた。
しかし、それは余計な心配で終わる。
「あ、そうだった。明星、一旦喋っていいぞ」
「ぷはぁ〜……ホッケ〜ひどいよ！俺も自己紹介したかったのに！」
意味のわからない状況に、Aは数回、目をパチクリさせた。
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とわね(プロフ) - とても惹かれる作品です！更新頑張ってください！ (2018年8月18日 16時) (
レス) id: 1958dfbf36 (このIDを非表示/違反報告)
リッコ(プロフ) - ラムネを制する者さん» 本当だ……すごい間違いをしてしまいました。ごめんなさい。ご指摘ありがとうございます(^-^) (2018年8月10日 20時) (レス) id: d3767f5969 (このIDを非表示/違反報告)
ラムネを制する者(プロフ) - すごく好みのお話で楽しく読ませてもらっています！吸血鬼が目覚める夜(3)の零さんの台詞の『ならぱ逃げなけれぱよい』なんですが『ならば逃げなければよい』なのでは？間違っていたらすいません！ (2018年8月10日 18時) (レス) id: f868d1ea51 (このIDを非表示/違反報告)
リッコ(プロフ) - フラッペさん» お褒めの言葉、ありがとうございます！初作品ですが、“丁寧”を意識してこれからも頑張っていきたいと思います！ (2018年8月10日 11時) (レス) id: d3767f5969 (このIDを非表示/違反報告)
フラッペ - こういう細かな文章とても好きです。キャラ一つ一つの感情も伝わってきますし、かく現場も想像できていいですね。おじいちゃんの零先輩も俺の方の零先輩も大好きなので続きが気になります……♪ (2018年8月10日 10時) (レス) id: 0c5a8c4f79 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リッコ | 作成日時：2018年8月7日 17時
