2話 ページ3
「署長、どこかへお出かけで？」
『はい、少し外へ出ます。署は頼みましたよ』
とりあえず仕事を片付け、少し散歩へ出る
何か面白いものに出会えるといいな
パトロールもついでに、である
武装探偵社にて＿＿＿
福沢side
「……ｯ！！！」
仕事を置いて、外を見る
「社長、どうしたんですか？」
首を傾げる秘書の春野に返事を……というか、ほとんど独り言のように呟いた
「……彼女の、気配がする……！！！」
「すまん国木田！社を頼んだ！」
刀を持ち社を出る
国木田にはいつも無茶振りをしている気がする
この間も太宰の世話を頼んでしまった、後でなにか奢ろう……
「……！紫桜！」
しばらく街を歩いて、ようやく彼女を見つけた
……今日も美しい……それでいて少女のように無垢な愛らしさもあってつまり何が言いたいかと言うと彼女は最高に今日も美少女だっ、
『うわっ出た、呼び捨てにするな消えろ！』
「……私に辛辣な所も愛くるしい……」
『うーるーさーいー！私の半径10メートル以内に近づくな！散れ！あほ！ばーか！！』
「悪口の語彙が貧相なのも愛おしいな、育ちがいいのか……いや、まさか私の妻として福沢家に来るために教養を……！？」
『死ね』
「そこまで言わなくてもいいだろう」
『……確かに言いすぎました。お久しぶりですね、福沢さん、お元気でしたか？』
「ああ、貴君に会えないことで胸が苦しくて毎日死んでしまいそうだった……」
『そのまま死んでおけばよかったのに……』
今日も彼女は辛辣だ
私になにか恨みでも……いや有り得ないな
そもそも彼女は多分私のことが好きだ
……多分じゃない、絶対好きだ
「そう言うな。……それで、今日は私に逢いに来たのか？」
『そっちから会いに来ただけでしょう。私はただのパトロールです、この街にのさばっている不埒な輩に正義の鉄槌を下しに！』
「……貴君ひとりでか？」
『ええ』
「危ないだろう、私も一緒にいよう」
『はぁ？私はこの街の警察署長ですよ』
物凄く睨まれた
……そんな顔も美しい……
兎にも角にも、私も彼女のパトロールに同行することになった訳だが
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茉莉花 - こういうツンツンな夢主なら愛され系も面白い！ 続き楽しみに待っています！！ (3月20日 12時) (
レス) id: fe8f0f0076 (このIDを非表示/違反報告)
lokiloki - こちらの作品をとても気に入ったのでプレイリストに載せさせてもらいます ※自分の作品を消したい場合はお手数をかけますがプレイリストの 【おもしろ度を投票】の上にある 【リストから削除】からやるか、プレイリストのコメントから作者に言ってください (3月14日 22時) (レス) @page9 id: 6e53b86b4a (このIDを非表示/違反報告)
多分夢女子・ヨゾラクモ - あらやだ好き。(ゑ？) (1月19日 21時) (レス) id: db613794bf (このIDを非表示/違反報告)
ゆいたろー！(プロフ) - ぁ"ｯ（歓喜） (1月18日 23時) (レス) id: 09168e2c17 (このIDを非表示/違反報告)
愛河哀華(プロフ) - ルウさん» わかる！！辛辣はいい！性癖にぐさっとくる (1月18日 18時) (レス) id: e9f86c8378 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：riizumi7 | 作成日時：2024年1月17日 13時
