恋愛模様 twenty-eight ページ33
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黒尾side
教室で勉強しているって言ってたから様子を見に行ったら
案の定隣の席のやつとすげぇ近くで勉強してやがる。
ただでさえ敵が多くて嫌になるのにこれだ。
俺はAの友達に声をかけ腕を引っ張って教室を出た。
どうしたんですかって聞いてくるA。
まだ彼女でも何でもないのにこんな嫉妬してて俺大丈夫かよ、、
なんて呑気に思ってたら泣きそうな顔で自惚れたくないというお前。
、、それは俺が自惚れるんですが?
今にでも泣きそうなAを見て耐えきれず想いを伝える。
前で泣いている可愛い白猫を思わず抱きしめる。
取られたくねぇ。俺のだ。
バレーが好きで、部活に一生懸命で、笑顔が可愛くて、、
好きになるのなんて一瞬だった。
『、、、私も好きです。優しくて誰よりもかっこいい黒尾さんが好きです、、彼女にしてくれますか、、』
なんて涙目でしかも身長差で必然的に上目遣いで、、そんな言葉を言われたら、、
我慢なんてできるわけがない。
俺も好きだと伝えて
誰もいない夕日が差し込む廊下で
愛しい彼女にキスをした
黒「ふは、顔真っ赤笑笑」
『う、うるさいです、、』
そういう彼女は顔を伏せて俺の胸に顔を埋める
、、可愛すぎねぇ?
あーーーーーーー。無理。
黒「A。」
俺が名前を呼ぶと上を向く彼女
そんな彼女にもう一度キスをした。
『!?!?!?//』
黒「ふっ、可愛い。」
『も、もう!!!辞めてください!!!//』
照れながら怒る彼女
、、、そそられるだけなんだけどな、、笑
黒「なぁ?敬語やめねぇ?あと名前で呼んでほしいんだけど?」
『なっ!?//、、、て、鉄朗、、//』
黒「ーーッ!!、、思ったより破壊力あるわ、、」
彼女をもう一度抱きしめ彼女の肩に頭を乗せる
『む、無理!!!恥ずかしすぎる!!!!!//』
黒「まぁ、これから慣れて笑」
『、、て、てか、なんで私の教室に来たんです、、来たの?』
黒「あ?あぁ、リエーフと虎が集中力ねぇからマネに気合い入れてもらおうかと」
なんて伝えて俺は彼女の手を握り教室に向かう
本当は2人で居たいけどそろそろやっくんに怒られる
、、この手が離れないように。離さないように。
俺はAの横に居たい。そう思った。
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作者名:莉薇 | 作成日時:2023年11月16日 13時