本当の思い ページ38
どう思ってるか…
そんなこと私が決めちゃっていいのかな
決めるんじゃなくて正直にどんな風に思ってるか
それだけを言えばいいのに
こーいう時に余計なことまで考えてしまう
二宮「Aちゃん？大丈夫？」
A「は…い……大丈夫…です…」
二宮「あんま深く考えないでそのままの気持ちを言ってもらえればいい、どう？」
そんな事言われても…私はまだ…
莉央「無理ですよ、Aには」
え？どどど、どーした？
莉央「二宮さん知ってます？私達はまだ高校2年生です。」
二宮「え？」
莉央「私たちと嵐さんたちは1回り以上も年が離れてる、それにまだ未成年だしそんな事言われても無理ですよ。所詮17歳なんですから」
確かにそう、もし大野さんと付き合うって思っても
大野さんと私たちの年齢は18歳も違う…
これはどう考えても離れすぎてる。
あーあ、なんでもっと早く生まれなかったんだろう
バイトでも同じことをよく思う。
ほぼ大学生で飲みに行こうとか言ってる所に
何度入りたいって思ったか…
莉央「私達はまだ未熟ですしファンでしかいられないんです、さすがに35と17は離れすぎですよ」
自分で思っていたことを改めて聞くと
結構胸に突き刺さる…
後10年早く生まれていたら、どれだけ良かったか
そう思っていると
二宮「二人共さ…」
私は顔を上げて二宮さんを見る
そうしてると思ってもないことを彼は口にする
二宮「知ってたよ？高校生だって、少なくとも大野さんは」
え？知ってた？なんで？どーやって？
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作者名：りもーとこんとろーらー。
| 作成日時：2016年4月8日 0時
