つもり ページ21
嵐さんのコンサートに行くつもりだった
そう言うと嵐の皆さんは
５人「え？」
やっぱり、遠征までくるファンってことに引かれた
そう確信した。
だって名古屋が外れて、たまたま応募した東京ドームが当たっちゃったんだもん
そりゃあ行くしかないでしょ？せっかく取れたもん
そう思ってるとまず口を開いたのは相葉さんだった
相葉「行くつもりだったってどういうこと？」
え、そこ？そこに引っかかる？まぁ、そうか…
普通だったら行ったからですとか行きましただもんね
でも私は行くつもりだったけど行ってない、その理由は
A「母が…倒れたんです…」
松本「倒れた？いつ？」
A「コンサートの前日…大野さんに会った日です」
大野「だからあの時車に乗ってた男の人は急いで呼んでたの？」
A「はい…」
櫻井「そんなに急いでる中財布拾ってくれるってどんだけいい子なんだよ」
そう思えばなんであの日私は財布に気づいたんだろう
こう思うと運命としか考えられない…
大野「じゃあオイラと出会ったのは運命だね」
A「え！！！！！」
大野「同じこと思ってたって顔だね」
二宮「いやいや、どういう考えでその答えが出るんすか笑」
その二宮さんの言葉に恥ずかしながら俯くと
二宮「え、マジだったの？これは重症ですね笑」
その言葉に恥ずかしくなり手で顔を隠すと
ゆっくりと手を解かれ大野さんの両手で顔を包まれた
大野「Aちゃん、オイラずっと探してた、だからオイラと友達になって？」
櫻井「友達かよ！笑」
相葉「この流れだったら告白かと思っちゃったよね！！！笑」
二宮「リーダーらしいですよ笑」
松本「確かに…笑」
友達になっていいのかな、友達？どうすればいいんだろう
そう考えてると
大野「もう携帯にオイラの連絡先登録しちゃった」
え！携帯に！開かれた…大野さんだけには見られたくなかったなぁ…
もしかしたら見られてないかも！その希望はすぐ消えた、大野さんは私に耳打ちをした
大野「待ち受け画面ありがとう」
見られてましたー
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作者名：りもーとこんとろーらー。
| 作成日時：2016年4月8日 0時
