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莉犬 side

ミーンミーン

セミの声が響き渡り 雲一つない空が広がっていた

り「もう夏かぁ」

手には リンドウの花束を持ち

ただひたすらに歩いていた。

夏の日差しを受けながら俺は足を止めた。

足を止めた先は

大好きで

二度と会うことができない人が

眠っている所だ


り「会いに来たよ。」



















A






拝啓、あの夏のキミへ

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作者名:りんりん | 作者ホームページ:http:// love0728  
作成日時:2023年3月27日 15時

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