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貴方「ちょっ…本…」
最悪な事態が起きている。
永瀬「貸せや。」
はぁ？！コイツ人に頼むくせに命令形ってどゆこと！？
貴方「ねー！返して！」
永瀬「ねー！俺も見たいねんお願い！」
この人子供か！
永瀬「だってA泣いとったやろ？そんくらい泣ける話なんやろ？俺もキュンキュンしたいんよ！」
何なんだよまじこいつ…
もうこれ以上言うのめんどくせーなぁ…
貴方「もー…汚さないなら…」
すると永瀬はぱあっと笑顔になって
永瀬「ホンマありがと！俺も泣く！ジュース奢る！」
なんか意味わかんないなこの人…
まあ思ってたよりは悪くない？
でも不覚にもさっきの笑顔はかわいいとおもってしまった。
しかし騙されるな。永瀬だぞ。
確かに顔はカッコいいかもね！
顕嵐くんの方が100000000倍イケメンだけど！
今日永瀬について分かったことは
一応心配はしてくれる。
終わってると思ってる私にも話しかける
笑顔はまあまあ可愛い
子供
って事くらいかな。
ってなになに。授業中なのに永瀬のことばっか考えてる。
永瀬ってあの永瀬ですよ。自分考えるのやめましょーね。
よし授業集中しよ…
すると後ろから肩をポンポンされた。
振り向くと困り顔の永瀬がこっちを見ていた。
うっ！可愛い…
やっぱり顔はいいのかしら。
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作者名：花 | 作成日時：2017年11月8日 0時
