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なんだかんだで今日が終わった。
永瀬とも一切喋らずバイトのことなんか言われないで終わった！ハッピー！
プリント渡す時強く取ったのはムカついたけど。
今日バイト休みだし…
貴方「咲鈴ーーーー帰ろー！」
咲鈴「ごめん今日委員会。」
貴方「えー。でも1人やだし…」
咲鈴「なら待ってて。」
もーそんな面倒くさそうに言わなくてもいいじゃん。
待つのかー…でも1人で帰るよりはマシか。
あ。そう言えばこないだ買った本読んでねぇな。
顕嵐くんオススメの。
それでも読んで時間潰すかー。
とりあえずクラスに人が居なくなるまで待ってようっと。
．
貴方「ううぅ…」
顕嵐くん何これ！これこんなに感動するの！？聞いてない！
涙ポロっポロなんだけど！
私は本を閉じて机にしまった。
あー主人公なんて優しい子なんだろう。
やべまた涙が…
あーこんな泣き顔誰かに見られたらやば…
ガラガラッ
待ってやばい。
教室のドアが空いた。
えっ…待って。
そこには目を丸くした永瀬がいたから。
永瀬「え…どうしたん…」
永瀬の割には心配してくれたけどそんなこと気にならないくらい状況やばい。
貴方「ごめんなさいっ！」
秒で教室を飛び出した。
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作者名：花 | 作成日時：2017年11月8日 0時
