24話 ページ26
「おいらの爆発、C4は絶対に逃れられない。息を吸うだけで、爆発するからな、うん。」
『…それは、どうかなぁ?』
「なっ!?!?くそ、またその瞳が、おいらを、おいらの芸術を、馬鹿にするのかぁぁぁぁぁぁ!!」
何度も爆発が起き、辺りは砂煙で包まれ、デイダラは粘土でできた鳥に乗りながら、上空を旋回していた。
が、爆発が終わり辺りが煙で蔓延し、様子を見ていると、大きな群青色の須佐能乎が現れ、一気に煙を消し去る。
「須佐能乎の中に結界を張ったのか。早業だな。」
「サクラは!?!?」
『大丈夫、ここに居るわ。』
「Aさん、ありがとうございます。」
『絶対に、仲間を殺させはしないよ。怪我はない?』
「はい!大丈夫です!」
感心するイタチに、サスケがサクラの事を探す。
後ろからAがサスケに声をかけ、その腕に抱き抱えられたサクラの姿を見て一同は安心する。
にこりとサクラに微笑むと、サクラは元気良く立ち上がり、拳を握る姿を見せる。
「…A、仮面の男は?」
『嫌な感じがしたので、致命傷を負わせた後に拘束して、里へ送りました。今頃、イビキさんによって拷問させられてると思います。』
「トビが、やられたのか、うん。っくそぉ!」
『だけじゃない。』
「っ!?」
『別天神!!!』
「ぐはぁっ!!!!」
『この術にかかった者は、基本的にその幻術から逃れる事はできない。』
空間忍術で、デイダラの元へと移動すると一瞬で最強の幻術と言われる"別天神"をデイダラにかける。
膝から崩れ落ちる様に倒れるデイダラを抱え、拘束し印を結んでチャクラを流し込むと、その拘束はある特定の者しか解けない拘束になった。
そして、空間忍術でデイダラを里に送る。
「後は、お前だけだ。サソリ。」
「俺だけじゃない、他の暁もここは時期に集うだろう。」
『…本当にそうかなぁ?』
「何を……、!?チャクラが…感知、できない、だと。」
『さぁて、1対4という状況でどうしますか?サソリさん。』
「…俺は、死なない。お前らを…殺す。」
鋭く睨むサソリに構える一同。イタチが先頭をきって相手に向かい、サスケが続く。
サクラが怪力でヒルコを壊すと本体が現れる。
更に、白夜に乗ったカカシが、雷切でサソリに攻撃する。
『本体が出た!天照!!!』
そして、その黒い炎によってサソリは燃え尽き、無事に暁壊滅作戦と、うちはイタチ奪還作戦は成功したのであった。
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かな(プロフ) - とても面白いです!応援しています(*^^*) (2022年5月23日 23時) (レス) @page40 id: a32747b1ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:たろ | 作成日時:2019年2月25日 22時