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プロローグ ページ1

真っ暗な暗闇の中で向かい合う2人の手には、それぞれの武器が握られており、その間には殺気が渦巻いている。

『……私の里にそれ以上近づいてみろ。命の保証はないぞ。』

??「案ずるな。俺は捨て駒でしかない。お前が守りたいものは、俺じゃない他の奴が壊すんだ。」

『………まさか!!!』

??「3代目によって、お前の命は守られたんだよ。その判断は間違えていたがな…!!」

言葉を発している途中で、その男は倒れた。周囲にはその男以外にも、何百人という人数が倒れている。辺りには血生臭い匂いが漂い、その中心に佇む1人の少女は力なく両手を下げる。

(どうして私はいつも大切な存在を守る事ができないのか。)

その自問自答に対して、彼女のこれからの意思をどうするのか試す様な強い風が吹いた。

『………まだ、諦めてはいけないんだ。』

絞りだすような小さな声で、しかし力強く、言葉を吐くと月に照らされていた彼女の姿は辺りから消え、いつの間にかその彼女を取り囲むように転がっていた死体も、無くなっていた。

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かな(プロフ) - とても面白いです!応援しています(*^^*) (2022年5月23日 23時) (レス) @page40 id: a32747b1ee (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:たろ | 作成日時:2019年2月25日 22時

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