ヤバイ方のローズハートくん【ツイステ】

▼２３慈悲の心ってどこにあるんだろう… ページ26

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『ヤメテ！何するの！私に乱暴する気！？エ◯同人みたいに！！』

「そんなことするわけでね〜じゃ〜ん♬
ちょっと指もらうだけだよー」

『イヤァアア！！！８９３よ！存在がエ◯同人よ！』

「いや何言ってんの？」



錬金術の授業中にて
クルーウェルティーチャーは現在席を外しているので
生徒ははしゃぎ放題である

そんな中オレはフロイドに迫られていた



「てか今イシダイ先生いねーからいーじゃん♡」

『いやよ！！！私はっ…あっ…あ…
あ“あ”あ“あ”！？痛い痛い痛い痛い！？ゴメン冗談だったちょっと待』


ガシッと床に内股で座るAをとっ捕まえ
フロイドが手を掴む。



「金魚くんうるせえ、指の爪くらい剥がしてよ」

『拷問かテメエ！』

「双子の人間の爪が材料なんだもん』

『お前もだろ！？！』

「痛いから嫌に決まってんじゃん」

『この理不尽王子めがぁああ！！』



二人が攻防をするようになったのは
フロイドの先ほどの発言である


「ねぇー金魚くん。」

『え、何？オレ今からイカサマ用のサイコロ作らないといけないだけど』

「そんなんよりさー「体が爆散する薬」作ろー」

『いや怖っっ！？お前笑顔で言うなよ怖いわ！誰に使うつもりだよ』

「えー…？金魚くん達？」

『怖い！この子怖い！！！殺人犯よ！』

「つーわけでぇー…」

『え…ちょっ…？？？？？』



と、いつもながらのフロイドの理不尽さに
振り回された結果である



『うぼあぁああ？！まじで爪はぎやがった！？』

「コレでー後は人間の血も＿あ、金魚くんの爪についてるからいいか」

『お前って心ある？』

「コレとコレも入れて完成ー
はい、飲んで♡」

『もうお前は人間ではない』



Aはすぐさま回復魔法で爪を蘇生するが
目の前で「オレ人魚だしー」とか言っている悪魔

え？それ爆散する薬だよね？
遠回しに死ねって？？？



『飲まねえよ！？バカなの？アホなのイかれてんの？！』

「あ“？」

『あーーーー無理無理無理死ぬ！！！リドルくん助けて！！！』

「オレが直々に飲ませてあげるよー」

『死ぬ！死んだ！バイバイ！リドル！！！うわぁあ…ぶ！？』





＊


「仔犬なんだそれは」

「金魚くん、ほんとに金魚になっちゃったねー
ちぇー…薬の材料欄ミスった」

『(ふっっっっっざけんな！！！)』

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