【名探偵コナン】あの人達の好感度MAXまで上げなきゃ帰れないとか...無理ゲーじゃん←

プロローグ ページ1

Asid


〜♩(目覚ましの音)


貴方『!』


ｶﾞﾊﾞｯ(飛び起きた際に勢いよく布団が擦れた音)


貴方『………眠い』←

いつも通りの朝。
目覚ましの音で目覚めた私は、いつもの事ながら飛び起きた後、少し時間を置いて自分でも若干引くくらいの寝起きの悪さを発揮する。


貴方『ﾊｧ……』

それでも1つ。
目頭を右手の人差し指と親指で少し強めに押えながら、誰にも聞かれないため息をこぼせば、その寝起き悪さは嘘のように霧となって消える。

そんなことあるのかと少ない友人にこの事を話してみれば、少し疑いの念を抱かれてしまった記憶は非常に新しい。


貴方『......っと...今日は何をする日だったっけ.........。』

だけれどこれは間違いなく、ここ数年の間。
私のみに起きている恒例行事のようなもので、その後に切り替えを早く済ますのも、最早絶対的な朝のルーティンとしか言いようがない。


貴方『あ、そっか...。今日は‴友達‴とコミケに行く約束してたんだっけ……。』


※本編にはあまり出てこないので、友人には名前が無いです。申し訳ありません。

そしてこんな変なルーティンがある私だが、それを知っていながらら私と友人関係で居続けてくれている女の親友がいる。

今日の予定はそんな親友と彼女が大好きな作品の同人誌を求めてコミケに行くという約束をしている。

だからわざわざ日曜日の早朝だというのに、頑張って起きたという訳だ。
そう。私はその日もただの...何度も言うけど、毎朝ねルーティンを済ましただけだった。

少し違うのは友人と遊ぶ約束をしていた。
ただそれだけの事。

それなのに……。

ｶﾞﾁｬ(玄関の扉を開けた音)


貴方『いってきま.........。』


ﾊﾟﾀﾝ(玄関の扉を閉めた音)


貴方『...今のは......‴何‴?』


あの後、未だに覚めきらない目をなんとかこじ開けつつ、何とか身支度を済ませ、玄関を開けながらそう言った私の目に映った景色が……‴いつもとは違う‴という点があるのは...一体何故なのだろうか.....。


貴方『え、いや……本当に何…………?』

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