【NARUTO×結界師】守りたい命の分だけ強くなってやるさ。【第一章 - 8】

其の397 ページ47

A「姉さん、見つかったのか」

ナルト「姉さん？お前、ばーちゃんと姉妹なのか？」

A「いや？一応昔の師匠だからそう呼んでるだけ。

で、もうこの里にいるのか？あの人」

ナルト「(あのババアが、Aの！？)

おう。けど、どこにいるか分かんねぇんだ。ったく、急いでんのによぉ！」

A「急いでる？何かあったのか」

ナルト「へ？だって、カカシ先生やサスケが寝込んでんじゃねぇか！それに、ゲジ眉の怪我だって治してもらわなきゃなんねぇだろ？」

A「あぁ、お生憎さま、先生とサスケの幻術は解いたよ。ま、リーの怪我は綱手姉さんに見てもらわなきゃいけねぇけどな」


カカシやサスケはともかく、

リーの怪我が治る見込みは

今のところ五分五分。


もしかしたら、

綱手姉さんの技術でも

手に負えないかもしれない。


ナルト「Aが解いたのか！？」

A「だからそう言ってんでしょ」

ナルト「さすが総隊長だってばよ......そうだ！俺、新術覚えたんだぞ！あとから見せてやるってばよ！」

A「そうだろうと思ったよ。

じゃあ、私はカカシの見舞いに行くからさ。ここで失礼するよ」

ナルト「おう！じゃあな！」


ほぼ一ヶ月経っているにも関わらず

カカシが病院にいる理由は、

新たな任務地で写輪眼を使い過ぎ、

ぶっ倒れて帰ってきたからだ。


それが、

今日から三日前の話。


もう三日、

もしくは四日は入院生活だろうと、

医療忍者の人は言っていた。


それまでのお世話は、

必然的に私の役目になる。





【あぁ、なんとも面倒臭い】

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