其の392 ページ42
翌朝。
A「じゃあ、さっさと木の葉に帰りますか」
イズモ「ほぼ一週間ぶりの木の葉になるな」
コテツ「たまにはこういう任務も、楽しいな!」
――どういう任務だ。
だが、
そろそろこの砂隠れともお別れだと思うと、
寂しい気持ちもあった。
ようやく我愛羅たちと
仲良くなれたところなのに、
今日で話すこともめっきり減るわけだ。
寂しいことこの上ない。
砂隠れの出入り口前。
殺意に駆られるほど憎い奴も見つけたが、
何よりも里の住民たちはみな、
優しかったから。
砂と木の葉は、
これから良好とも言える関係を
築いていくことだろう。
少なくとも私は、
そうであってほしいと願っている。
テンゾウ「では、お世話になりました」
バキ「いや、こちらこそ先代様のためにここまで調べてくれて、感謝する」
テンゾウとバキが
互いに握手し合っているところを、
私はバキだけにガンを飛ばしながら眺める。
テンゾウ「いやいや、そんな――」
コテツとイズモに止められはしたが、
私はそれを無視して
テンゾウの前に立ちはだかり、
バキを鋭い瞳で睨み上げた。
バキ「なんだ」
A「バキ、私はあんたを一生許さねぇかんな。ハヤテを殺したのは変わりない事実なんだか――いってぇ!」
テンゾウ「Aはいちいちうるさいよ。木の葉の忍なら少し黙ってなさい」
背後からテンゾウのゲンコツを食らい、
思わず頭を押さえて涙目になる。
見送りに来てくれた我愛羅たちには、
驚いた表情で見られた。
イズモ「ほーら、言わんこっちゃない......」
A「手加減しろよ、テンゾウ......」
テンゾウ「忍なら忍らしくする。ずっとそう教えてきたでしょ」
A「なんだよ、後輩のくせに......」
テンゾウ「もう一度僕のゲンコツ食らいたいかい?」
【やだやだ!】
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ri_ta0077(プロフ) - 雪華さん» コメントありがとうございます!基本的にはジャンプアニメですね。赤髪の白雪姫なども好きですよ! (2019年2月18日 23時) (レス) id: 16552bc706 (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - 知ってるアニメは何ですか? (2019年2月18日 17時) (レス) id: 1286db9797 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:NASHI | 作成日時:2018年2月6日 23時