其の387 ページ37
テンゾウ「A、そろそろ」
A「はいよ。
口寄せの術！」
砂漠の中間地点で
テンゾウが立ち止まったのを合図に、
私は銀露を口寄せした。
人の姿だと
チャクラを多く消費してしまうため、
今は犬の姿だ。
銀露「なによ、こんな砂漠に呼んじゃって......」
相変わらず大欠伸を零す銀露に呆れながらも、
大蛇丸の匂いを探知してほしいことを
大まかに伝える。
銀露「クンクン。
ま、それらしいものは微かに匂うけど。ここではないね」
テンゾウ「やっぱり匂いはあるのか......」
銀露「あ、あんた。もしかしてテンゾウかい？」
テンゾウ「えぇ、そうですよ。
お久しぶりです、銀露さん」
銀露「大きくなったもんねぇ。凛々しくなっちゃって」
テンゾウ「アハハ、そうですか？」
A「でも能面顔はまったく変わってな――」
ゴツン。
A「いてっ！」
テンゾウ「アハハ、なんだって？」
威勢のいいゲンコツを食らい、
思わず涙がちょちょ切れそうになった。
頭を押さえ、
口は笑っているが
目が笑っていないテンゾウを
キッと睨み上げる。
銀露「あひゃひゃひゃ！相変わらず容赦もないようだねぇ！」
A「わ、笑うな......」
今度は腹を抱えて笑う銀露をギロリと睨み付け、
ぶたれた頭をスリスリと擦る。
イズモ「痛そうだ......」
コテツ「あぁ......」
【これは完全にタンコブ行きだな】
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ri_ta0077(プロフ) - 雪華さん» コメントありがとうございます！基本的にはジャンプアニメですね。赤髪の白雪姫なども好きですよ！ (2019年2月18日 23時) (
レス) id: 16552bc706 (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - 知ってるアニメは何ですか？ (2019年2月18日 17時) (レス) id: 1286db9797 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：NASHI | 作成日時：2018年2月6日 23時
