其の377 ページ27
A「そうだねぇ。
イタチはかつて暗部にいたからな。ま、暗部歴としては私のほうが長かったから、あの人は一応後輩にあたるけどさ。暗部の中では歳も近かったし、仲は良かったんだよ。
ついでに言えば、うちはシスイとも任務は何度かやった」
サスケ「(シスイさん、だと......)」
サクラ「(うちは、シスイ......?)
Aは、三歳のときから暗部にいたのよね?」
A「あぁ、そうだな」
サスケ「確かに、あいつは昔暗部にいた。
シスイさんも、暗部だったのか?」
A「いや、シスイは違うよ。ただ、暗部でも普通の上忍や中忍たちと任務を遂行することも稀にあるかんな。現にアオバがそうさ」
アオバ「ま、片手で数えるくらいしかやったことないけどな」
A「もっとやってるでしょ」
アオバ「誰かと勘違いしてないか?」
A「嘘ー?」
テンゾウ「ま、その話はここまでにして。
サスケくんはもう少し休まないとね。イタチの幻術は威力が半端ないみたいだし、怪我も大きい」
A「そうだね。骨折なら、一ヶ月は見といたほうがいいかもな。
暇だろうけど、大人しくしとけよ?」
サスケ「フンッ、お前に言われる筋合いはない」
A「あーあ、せっかく新しい術教えてやろうと思ったのになぁ。ま、サスケがそんな寂しいこと言うなら、もう――」
病室の扉に手を掛ける。
サスケ「オイ」
来た!
A「なんだよ。そろそろ帰りたいんだけど」
ドアノブに手を掛けたまま、
一時的に動作を止める。
テンゾウ「(Aの奴、狙ってたね)」
アオバ「(こいつらしいな......)」
サスケ「だから、なんだ、その......」
A「何」
サスケ「チッ、教えろ」
A「舌打ちに命令形とは、ずいぶんと上から目線だねぇ、お前は」
サスケ「......あー、もう!
その、教えて、ください!」
A「はい、よくできましたー。
ってことで、大人しくしとけよ?」
サスケ「......チッ」
A「あー、じゃあ修行はやめに――」
サスケ「分かった!分かったから、俺に修行をつけろ!」
【ま、命令形は外れそうもないか】
116人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
【NARUTO×結界師】守りたい命の分だけ強くなってやるさ。【第一章 - 1】
公安には『ヒロイン』的な女の子と『モブ』の女の子がいました【刀剣乱舞】 【名探...
もっと見る
「アニメ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ri_ta0077(プロフ) - 雪華さん» コメントありがとうございます!基本的にはジャンプアニメですね。赤髪の白雪姫なども好きですよ! (2019年2月18日 23時) (レス) id: 16552bc706 (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - 知ってるアニメは何ですか? (2019年2月18日 17時) (レス) id: 1286db9797 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:NASHI | 作成日時:2018年2月6日 23時