其の361 ページ11
イタチ「この子の勘は鋭い。おもしろいくらいに当たるからな。甘く見ないほうがいい」
鬼鮫「イタチさんはAさんと昔なじみのようですし。イタチさんがそう言うなら、そうなんでしょう」
ペイン「......そうか」
このペインとやらは、
調べる必要がありそうだ。
ペイン「A」
A「あ、はい?」
考え事の中心人物であるペインからの
唐突の名指しにドキリとし、
思わず返事が出遅れてしまった。
ペイン「お前はなぜ、俺の目を見ない?」
――ギクッ。
これは、
あのことを説明するべきか。
イタチ・鬼鮫「......」
だが、
あれをこの抜け忍たちの前で話せば、
それこそ格好の餌食だ。
A「言えない、と言ったら?」
ペイン「......お前は、“あの目”を開眼しているな。
それと、何か関係があるのか」
A「......さぁね。
だが暁は、なぜ私を欲しがる。その目を開眼させていたとして、私の力が何になるんだ」
ペイン「その目は史上最強だと言われている。写輪眼の上、万華鏡写輪眼をも超える力を持っていると聞く。
だが、お前のその目にも段階があるな。最終形態は、“間輪廻眼”と言ったか」
A「......」
なぜ、こいつがそんなことを――。
ペイン「ここに連れてこいと命令したのは、その力を確かめるためだ」
A「......確かめて、何をするつもりだ」
ペイン「安心しろ。お前を取って食おうなどとは思っていない。
ただ、我が暁の目的を達成するために利用するだけだ」
A「その目的を、私は知りたいのさ」
ペイン「......お前が正式にここのメンバーになったら、教えてやろう」
やはり、今はまだ無理か。
その情報を木の葉に持ち帰らないよう
細心の注意を払うことは、
どの組織においても普通だ。
それに、
私はまだ連れてこられただけのよそ者。
そう簡単に教えてもらえるとは、
最初から思っていない。
A「ふーん、ならいいや。
そうだ、イタチ。話したいこと」
イタチ「あぁ、そうだったな。
リーダー、話は終わりでいいか」
ペイン「あぁ。まぁ、ゆっくりしていけ」
ペインのよく分からない気遣いに小さく頷き、
私はイタチと共にイタチの部屋に向かった。
【ここって、意外にアットホームだな】
116人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
【NARUTO×結界師】守りたい命の分だけ強くなってやるさ。【第一章 - 1】
公安には『ヒロイン』的な女の子と『モブ』の女の子がいました【刀剣乱舞】 【名探...
もっと見る
「アニメ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ri_ta0077(プロフ) - 雪華さん» コメントありがとうございます!基本的にはジャンプアニメですね。赤髪の白雪姫なども好きですよ! (2019年2月18日 23時) (レス) id: 16552bc706 (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - 知ってるアニメは何ですか? (2019年2月18日 17時) (レス) id: 1286db9797 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:NASHI | 作成日時:2018年2月6日 23時