第9話 ページ9
サーラ「今やアンロクザンは大臣として、お母様の意志を継ぎ、この街のために働いてくれています。
平和を愛するあの男が、あなたたちの言うような兵器を開発するなど考えられません!」
これは、
サーラがアンロクザンとやらに
騙されていると考えて、
間違いないようだ。
先刻、
テンゾウやカカシと別れ、
飛雷神でナルトの元へ飛ぶ前に
民衆の観察をしていたが、
それらはすべて
傀儡で作られた人間だと分かった。
憶測に過ぎないだろうが、
サーラはそれを本物の人間だと思い込んでいて、
アンロクザンとやらを心から信用し切っていると。
ミナト「女王陛下、残念ですが、あなたはその男に騙されています」
サーラ「そんな話、信じられません!あなたたちのほうがよっぽど怪しいわ!」
そう吐き捨て、
踵を返して長い廊下を歩いていくサーラ。
ナルト「オイ、どこ行くんだよ!」
サーラ「私が直接確かめてまいります」
ナルト「お前!さっき命を狙われたんだろ!そのアンコロ......アン......ムカデのせいかもしんねぇぞ!」
アンロクザン、な?
つか、さりげなく言い直すなや!
A「これは、二手に別れたほうが良さそうですね」
ミナト「あぁ、その通りだよ。
ナルトとA、君たちには女王陛下を守ってもらいたい」
A「ん」
ナルト「サーラを守るのはいいけどよ、俺たちはムカデを捕まえなきゃなんねぇんだ。俺たちが奴を取り逃がしたから、こんな厄介なことになっちまってんだろ」
それはそうだろうが、
これが現実になってしまった以上、
私たちはこの世界の掟に沿って
任務を遂行しなければならない。
ミナト「ここに詳しい僕たちがムカデを探したほうが早い。それに、任務の途中で君たちを加えるわけにはいかない。
君も木の葉の忍なら、分かるだろ?」
A「ま、サーラの命を守ることは大切なことだよ、ナルト」
ナルト「ま、しょうがねぇな。分かったってばよ。サーラをほっとくわけにもいかねぇしな」
ミナト「じゃあ、これを」
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NASHI(プロフ) - 星猫さん» 星猫さん、コメントありがとうございます!最高の褒め言葉です! (2021年9月21日 0時) (レス) id: 6c37ac4e06 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - タブレットで操作しています!はじめまして!とっても素晴らしいです!高評価しました! (2021年9月10日 9時) (レス) id: 8c51e3f139 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:NASHI | 作成日時:2018年1月13日 11時