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第6話 ページ6

やがて、

サーラの案内で

彼女が住む城に辿り着いた。


城の廊下の途中、

私を除いた4人の忍は

円になって向かい合う。


私はサーラと共に窓枠に腰掛け、

彼らを静かに見守っていた。


ナルト「いきなり傀儡が襲ってきたり、遺跡だった楼蘭がこんなすげぇ街になってたり。

一体何がなんだか、さっぱり分かんねぇんだ......」


城に到着すると同時にナルトは目を覚まし、

今はこうして項垂れている。


今もなおお面を被っているミナトさんたちは、

きっと裏では神妙な面持ちで

ナルトと私を交互に見つめているのだろう。


そんな雰囲気だ。


ナルト「あんちゃんたち、何か知ってんなら教えてくれよ」


木の葉の忍「......」


互いに顔を見合わせる3人の忍たち。


ま、

木の葉の忍なら

あまり情報を漏洩することはないから。


どこの馬の骨かも分からない奴に

自分たちが今ここで何をしていたかなど、

教えたくもないだろう。


A「タイムスリップだよ」


ナルト「え......?」


キョトンとしたナルトの顔が、

私に向けられる。


A「ここは、私たちからしてみれば過去の世界。だから遺跡だった楼蘭はこんな街になってるし、さっきはテンゾウ......あー、ヤマトと目を覚ましたときには子どものカカシもいた」


ハァ、

テンゾウの新しい呼び名も、

まだまだ慣れそうにない。


ナルト「子どもの、カカシ先生!?つうか、ヤマト隊長に会ったのか!?」

A「あぁ。ま、あの人にはカカシのそばにいるよう指示しといたさ。

いずれどこかで会うだろうよ」

ミナト「......君は、一体何者かな?やけに勘が鋭いようだし。

それに、その格好からして君は木の葉の暗部みたいだけど、その装束は正直見たことがない」


それを言うなら、

あんたらの着ているその任務服も

見たことがない。


A「私は木の葉隠れの上忍、間A。

ま、未来で暗部の最高機関“神風”の総隊長をやらせてもらってます。この装束は、神風専用のもの。

見たことがないのも無理ないでしょう」

ミナト「暗部の、最高機関だって?」

A「ま、その説明はまたあとで。とにかく、私たちは敵じゃない。

それだけは、分かってください」

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NASHI(プロフ) - 星猫さん» 星猫さん、コメントありがとうございます!最高の褒め言葉です! (2021年9月21日 0時) (レス) id: 6c37ac4e06 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - タブレットで操作しています!はじめまして!とっても素晴らしいです!高評価しました! (2021年9月10日 9時) (レス) id: 8c51e3f139 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:NASHI | 作成日時:2018年1月13日 11時

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