第7話 ページ46
A「んぁ?」
ナルト「なんだってばよ、今の!」
サクラ「......」
ナルト「あんの野郎、どこ行きやがった!」
キョロキョロと辺りを見渡す二人。
だが私は、
ここの風景は変わらずとも
空気がどこか違うと感じて、
とりあえず公園を出た。
サクラ「まだ近くに潜んでいるかもしれないわ。すぐみんなに連絡を!」
ナルト「A、行くってば――」
A「待て」
ナルト「なん――あ!」
私が公園前でキョロキョロしていると、
ちょうど紅班の3人がこちらに来た。
容姿は普通だが、
どこか雰囲気が違う。
キバ「よぉ、なーにしてんだ?」
ナルト「お前ら!ちょうどいいとこに来たってばよ!」
サクラ「大変なの。
今、マダラがここに......!」
キバ「んぁ?」
ナルト「オイ、聞いてんのか?」
キバ「聞いてるよ。てか、なんだその
――やはり。
ナルト「だぁぁぁ、もう!こんなときにボケかましてる場合か!」
キバ「だーから――いってぇぇ!」
なぜか、
突拍子もなくキバのお尻に噛み付く赤丸。
その顔は狂犬と化していて、
本来の赤丸とはだいぶ異なる姿だった。
赤丸「グルルルル!」
キバ「何してんだよ、てめぇ、赤丸!隙ありゃあ俺に噛み付きやがって!」
赤丸「ワン!」
キバ「んだとコラァ!お前の顔なんざこっちだって見たくねぇよ!」
そうキバに怒鳴られた狂犬の赤丸は、
我を失ったかのように
どこかに走り去っていった。
ナルト「お前、赤丸となんかあったのか?」
キバ「なんかも何もいつも通りだろ。
ったく、俺は猫使いに生まれたかったっつうの......」
そして、
猫の仕草を真似するキバ。
ナルト「猫......?」
ああもうるさく犬派だと騒いでいた奴が、
この世界では猫派と来た。
シノ「なぜならキバは、正真正銘の猫派だからだ。ところで――」
シノは案外普通なのか?
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NASHI(プロフ) - 星猫さん» 星猫さん、コメントありがとうございます!最高の褒め言葉です! (2021年9月21日 0時) (レス) id: 6c37ac4e06 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - タブレットで操作しています!はじめまして!とっても素晴らしいです!高評価しました! (2021年9月10日 9時) (レス) id: 8c51e3f139 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:NASHI | 作成日時:2018年1月13日 11時