第4話 ページ43
その日の夜。
ふと家を出たくなった私は、
里内を歩きがてら一楽の前を通った。
すると、
突如響いてきたイルカさんの怒鳴り声。
何事かと暖簾を潜れば、
ナルトは拗ねた様子で走って、
一楽を出て行ってしまった。
イルカ「オイ、ナルト!」
A「......」
イルカ「......あぁ、A」
心なしか、
疲れたような表情を浮かべるイルカさん。
テウチ「あいつ、そんなにメンマ嫌いだったか?」
テウチさんの一言に疑問を抱くが、
やはり先刻の家族の風景が原因だろうか。
テウチ「ん?足りねぇや」
イルカ「俺が払います」
ナルトが適当に置いていったお金の隣には、
まったく手の付けていないラーメンがあった。
――あいつが、珍しいもんだな。
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NASHI(プロフ) - 星猫さん» 星猫さん、コメントありがとうございます!最高の褒め言葉です! (2021年9月21日 0時) (レス) id: 6c37ac4e06 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - タブレットで操作しています!はじめまして!とっても素晴らしいです!高評価しました! (2021年9月10日 9時) (レス) id: 8c51e3f139 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:NASHI | 作成日時:2018年1月13日 11時