第17話 ページ17
ナルト「A、この結界を解いてくれってばよ！」
A「あぁ。だが、真正面からは――ハァ」
私の忠告など聞きもせずに、
周りの結界を解いた瞬間、
ムカデに真正面から突っ込んでいった
ナルトの背中を見て、
思わず大きなため息をついてしまった。
すると、
前にいたミナトさんがこちらを振り返り、
口元を隠すことなく苦笑する。
ムカデは、
ナルトの勢いのある螺旋丸に
呆気なく吹っ飛ばされ、
壁に張り付いたまま動かなくなった。
ミナトさんたちと共にムカデの元へ向かい、
様子を見る。
A「......」
じっと見上げていると、
ムカデの足はピクリと動き、
やがて頭を上げた。
ナルト「まだ動けるのか！」
ミナト「油断しないほうがいいよ。奴の能力はまだ底知れない」
そして、
地面に倒れていく。
ムカデ「それで俺を倒したつもりか！」
だが、
ムカデはさらなる傀儡に進化し、
完全復活を遂げた。
ハァ、だから傀儡は嫌なのさ。
ムカデ「俺の力は無限だと言ったはずだ！」
ナルト「こいつ......！多重影分身の術」
5人の影分身を出し、
チャクラ刀を持って
ムカデに向かっていくナルト。
チャクラ刀で
足部分を切断しようとしているようだが、
相手は鋼なのもあって、
まったく持って歯が立たない。
そして、
ナルトの影分身はすぐに消されてしまった。
ミナト「チョウザ！」
チョウザ「任せろ！」
チョウザさんはムカデの前に立ち、
息子のチョウジと同じく、
部分倍化の術でムカデに巨大な拳を一つ。
ミナト「シビ！」
シビ「忍法・蟲玉！」
その間に蟲を準備していたシビさんが
やはり息子のシノと同じく、
蟲玉で応戦する。
ムカデ「何ぃ......！？」
全身蟲に包まれたムカデは、
身動きが取れずに
地面に穴を作って落下していった。
ナルト「やったか？」
A「......」
穴を覗き込み、
ムカデの様子を確認する。
が、
周りの傀儡の部品がひとりでに動き出し、
それらは吸い込まれるように
穴の中に入っていった。
A「おりゃ......！」
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NASHI(プロフ) - 星猫さん» 星猫さん、コメントありがとうございます！最高の褒め言葉です！ (2021年9月21日 0時) (
レス) id: 6c37ac4e06 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - タブレットで操作しています!はじめまして!とっても素晴らしいです!高評価しました! (2021年9月10日 9時) (レス) id: 8c51e3f139 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：NASHI | 作成日時：2018年1月13日 11時
