検索窓
今日:4 hit、昨日:22 hit、合計:56,588 hit

第11話 ページ11

ミナトさんの返事も聞かずに

飛雷神を発動させ向かった先は、

当然のごとくテンゾウがいる場所。


テンゾウ「あ、やっと来た」

A「どーも。

カカシくん、待ったかい?」


未来ではなかなかできない

上から目線をカカシに浴びせると、

驚いた表情から一変、

彼に鋭く睨み上げられ、

その上お腹に向かって

拳を入れられた。


反射的にそれを掌で受け止め、

ドヤ顔で見下ろしてやる。


カカシ「お前に上から目線とか。女のくせに」

A「お前が言うなよ。ガキンチョのくせに」

カカシ「んだと!?」

A「なんだよ、やるかぁ?」

カカシ「望むところだね!」


血の気の多いカカシが、

私に向かってガンを飛ばしてくる。


テンゾウ「コラ!」


ゴツン。


しかし、

喧嘩両成敗だと言わんばかりに

テンゾウのゲンコツが

頭に降りかかってきた。


カカシも、

頭を押さえて涙目になっている。


A「手加減しろよ、テンゾウ......」

カカシ「そうだそうだ......」


テンゾウ「君たちね、ここは喧嘩をする場所じゃないんだよ?忍ならそこはちゃんとわきまえて」


カカシ「チッ、なんで俺がどこの誰かも分からない奴に殴られなきゃなんないんだよ......」


テンゾウ「ん?何か言った?」

カカシ「いえ、言ってません」←


テンゾウの有無を言わせない鋭い瞳に圧倒され、

ムッと黙り込むカカシ。


A「つうかテンゾウ、報告するよ」

テンゾウ「あぁ、そうだね」


A「とりあえず、カカシはミナトさん、チョウザさん、シビさんと共にフォーマンセルを組んで極秘任務を遂行している」


カカシ「な!?なんでそれを......!」


再び私に向かってきたカカシの額当てに手を付け、

腕のリーチを利用して距離を取る。


そして、

構わずテンゾウに報告を続けた。


A「彼らの任務内容は、この国の女王陛下を護衛すること。

そこで聞いたのは、ムカデを殺せば私たちも元の世界に戻れるかもしれないって」

第12話→←第10話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (24 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
44人がお気に入り
設定タグ:NARUTO , 映画 , カカシ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

NASHI(プロフ) - 星猫さん» 星猫さん、コメントありがとうございます!最高の褒め言葉です! (2021年9月21日 0時) (レス) id: 6c37ac4e06 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - タブレットで操作しています!はじめまして!とっても素晴らしいです!高評価しました! (2021年9月10日 9時) (レス) id: 8c51e3f139 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:NASHI | 作成日時:2018年1月13日 11時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。