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第30話 ページ30

ミナト「僕が奴の弱点を突く。

そこにAが螺旋丸を叩き込め」

A「いや、そこはナルトに任せますよ」


ここは親子で倒したほうが得策だろう。


ミナト「え?」


なぜか、

直感的にそう思うのだ。


ナルト「いや、もう、チャクラを練れねぇんだ......」

ミナト「大丈夫。僕が力を貸すよ」

ナルト「無理だ。螺旋丸は四代目火影の術で、えろ仙人と俺、そんでもってAしか作れねぇ」

ミナト「だから僕にもできるのさ」


ナルト「え......?」


聞き間違いだろうと言わんばかりに

私に目を向けてくるナルト。


A「ナルト、お前の思ってる通りだよ。ま、私も力を貸すさ。ほら、右手を出せ」

ナルト「え?え?何が、どうなってんだってばよ......」

ミナト「その話はあとだよ。ほら、早く右手を出して」

ナルト「あぁ......」


渋々右手を出したナルトの掌に、

ミナトさんが螺旋丸を形成させていく。


ナルト「え!?」

ムカデ「まだチャクラが残っていたか!」


ミナトさんも自分の手に螺旋丸を作り、

ナルトの螺旋丸に近付ける。


すると、

螺旋丸は互いに共鳴し合い、

徐々に大きさを増していった。


やがてそれらは合体し、

ミナトさんのチャクラとナルトのチャクラは

身体全体を覆うほどの大きさになる。


やはり、

血が繋がっているだけあって、

親子のチャクラは共鳴するスピードが早い。


A「ナルト、これで完成じゃないよ」

ナルト「え?」

ミナト「何をする気だい?」

A「まぁまぁ、見てなって」


ナルトの掌にある螺旋丸に自分の手を近付け、

風の性質変化を加えてやると、

対極螺旋丸は徐々に手裏剣を形作り、

さらに大きくなった。


ミナト「これは......!」


A「風遁・対極螺旋手裏剣、だな」

ナルト「あぁ!」

ミナト「よし、じゃあ僕は奴の弱点を突きに行くから。タイミングを見計らって打ち込んでね」

ナルト「分かってるってばよ!」

ミナト「頼んだよ」


瞬時にここを離れたミナトさんは、

再びムカデに手裏剣影分身を食らわせた。


奴の弱点部分が剥き出しになったとき、

ナルトは勢いをつけて

奴に螺旋手裏剣を打ち込んでいく。

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NASHI(プロフ) - 星猫さん» 星猫さん、コメントありがとうございます!最高の褒め言葉です! (2021年9月21日 0時) (レス) id: 6c37ac4e06 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - タブレットで操作しています!はじめまして!とっても素晴らしいです!高評価しました! (2021年9月10日 9時) (レス) id: 8c51e3f139 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:NASHI | 作成日時:2018年1月13日 11時

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