【NARUTO×結界師】守りたい命の分だけ強くなってやるさ。【第一章 - 7】

其の343 ページ43

ゲンマ「俺は巻き添えかよ」


だが、

ゲンマの声色からして

すごく面倒臭そうだ。


ライドウ「いいだろ。どーせこれから暇なんだし」

ゲンマ「それはお前の事情じゃねぇか」

ライドウ「お前も暇だろ」

ゲンマ「勝手に決めつけんなっての」



ライドウ「へぇ、ここで手伝えば__________だろうにな」



ゲンマ「チッ、わーったよ。手伝う、手伝えばいいんだろ？」

ライドウ「素直じゃねぇな」

ゲンマ「うるせぇ」


ようやく話し合いが終わったか。


ライドウ「Aー」


名を呼ばれたので、

修復しながら

ひょこっと下を覗き込む。


A「何ー？」

ライドウ「俺たちも手伝うぞー」


先刻のライドウとゲンマの会話を

盗み聞いてはいたが、

途中妙に聞こえない部分があった。


きっとライドウが

耳打ちでもしていたのだろうが、

一体どんな内容のことを話していたのか。



すごく気になる。



だが、

テンゾウに再び急かされた私は、

とりあえず二人に

まだ使えそうな瓦を探しに行かせて、

目の前の修復作業に集中した。


やがて、

なかなか家に戻ってこない私を

心配したカカシが姿を現した。


そんなカカシにも、

この修復作業を手伝わせたとは

言うまでもない。





【いやぁ、よく働いてくれたよ】

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