其の317 ページ17
シカマル「お前、俺らに正体をバラさなかったってことは、怖かったとか裏切られるとか、どーせそんなチンケな理由ばっかだったんだろ?お前のことだしな」
チ、チンケな理由――。
シカマル「だがな!少なくとも俺はお前を裏切らねぇ。
それだけは、言っとくぜ」
――シカマル。
お前は、いつもそうだったな。
九尾の器として嫌われていたナルトにも
特に差別することなく関わっていたし、
友達からいじめられていたチョウジにも
何気なく手を差し伸べていた。
思えば、
ナルトやシカマル、チョウジ、キバ、
そして私の五人は
アカデミー時代にはよくつるんでおり、
イタズラらしいこともよくやって、
その度にイルカさんに怒鳴られていた同士だ。
少なくとも、この四人なら――。
パックン「(A、大丈夫だぞ)
オイ、小僧!」
シカマル「あぁ?」
パックン「この任務が成功したら、褒美にこの拙者の肉球を触らせてやる」
シカマル「はぁ?」
パックン「だからそうゴネるな!ほれ、ぷにぷにだぞー」
パックンは自分の肉球を見せながら、
よく分からない条件を
シカマルに呑ませている。
シカマル「ぷに、ぷに?」
パックン「いや、むしろ......ぷにっぷにぃぃぃ!」
なぁカカシさんよ、
あなたはパックンに
どういうしつけをしてきたのさ。
シカマル「......」
パックン「いいから行くぞ」
シカマルの手を口にくわえ、
そのまま思い切り引っ張って
会場を出て行くパックン。
そんな二人の頼りない背中を追いかけて、
シュラと白も素早く出て行った。
【マジで頼りねぇな......】
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ri_ta0077(プロフ) - ZINさん» ZINさん、コメントありがとうございます!いやー、覗きに来てくださってありがとうございます。おもしろいなら何よりでございます(笑)シカダイ私も好き! (2018年2月5日 23時) (レス) id: 16552bc706 (このIDを非表示/違反報告)
ZIN - この作品を今日はじめてみました!とても面白いです。更新されるのを楽しみにしています!シカダイとボルトが大好きです (2018年2月5日 17時) (レス) id: af655f0d36 (このIDを非表示/違反報告)
ri_ta0077(プロフ) - ねむたさん» そんな喜んでもらえるとは...!映画編、うん、ぜひお願いします! (2018年2月1日 22時) (レス) id: 16552bc706 (このIDを非表示/違反報告)
ねむた(プロフ) - うおおおお!!いつもいつも忙しい(と思う)のに更新ありがとうございます!!!いろんな人との絡みが楽しいです!!映画編も見ようとおもいます!! (2018年2月1日 20時) (レス) id: 7bc7080827 (このIDを非表示/違反報告)
ri_ta0077(プロフ) - 紫苑さん» 映画編も見てくださったんですか!ありがとうございますm(_ _)m そうですね、映画編も暇があれば更新していくつもりです。まぁ、気長にお待ちくださいませ。 (2018年1月31日 23時) (レス) id: 16552bc706 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:NASHI | 作成日時:2018年1月30日 7時