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其の312 〈木の葉崩し〉 ページ12

A「一尾」

ガイ「一尾、だと?」

A「あぁ。砂隠れに長年封印されていた、尾獣の一つだよ」


身体が傷付けられたことによって、

一尾が暴走したか。


それとも、

我愛羅がその力を制御できていないだけなのか。


どちらにせよ、

あれが暴走すれば

里にも被害が及ぶ。


カカシ「あいつ、人柱力だったのか?」

A「あ、知らなかった?」

カカシ「教えろバカ」


こんな緊迫した状況下で、

カカシに頭を小突かれる。


A「バカカシ」

カカシ「俺はバカじゃな――」

ガイ「A、カカシ」

A・カカシ「ん?」


刹那、

目の前に白い羽が飛んできた。



これは――。



カカシ「幻術だ」

A・カカシ・ガイ「解!」


印を結んで幻術返しをし、

早急に状況確認をする。


ここにいた上忍や特別上忍、

そして潜伏していた暗部はもちろんのこと、

サクラや......きっとあの様子だと

シカマルも幻術返しをしている。


つかシカマルの奴、

寝たフリすんなや。


私だって面倒くせぇんだよ!


そう心の中で毒づいていると、

火影や風影がいる建物から

爆発音が聞こえてきた。


同時に大きな煙が舞い上がる。


ようやく動き出したか。


ガイ「火影様!」

A「オイ、待て!」


三代目の元へ向かおうとする

カカシとガイの背を呼び止める。


ガイ「なんだ!早く、火影様を――」

A「落ち着け!ここには暗部がいる」


私がそう告げると、

黒いマントを身にまとった三人の暗部が

「任せろ」と一言置いて、

私たちの頭上を素早く駆け抜けていった。


A「変化!」


神風のマントを羽織った総隊長の姿に変化し、

面を頭の横に乗せる。


ここで面は邪魔な上に不要だ。


サクラたちに正体がバレようが嫌われようが、

もうどうでもいい。





【あいつらの命を、全力で守れるなら】

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設定タグ:NARUTO , 結界師 , コラボ   
作品ジャンル:アニメ
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ri_ta0077(プロフ) - ZINさん» ZINさん、コメントありがとうございます!いやー、覗きに来てくださってありがとうございます。おもしろいなら何よりでございます(笑)シカダイ私も好き! (2018年2月5日 23時) (レス) id: 16552bc706 (このIDを非表示/違反報告)
ZIN - この作品を今日はじめてみました!とても面白いです。更新されるのを楽しみにしています!シカダイとボルトが大好きです (2018年2月5日 17時) (レス) id: af655f0d36 (このIDを非表示/違反報告)
ri_ta0077(プロフ) - ねむたさん» そんな喜んでもらえるとは...!映画編、うん、ぜひお願いします! (2018年2月1日 22時) (レス) id: 16552bc706 (このIDを非表示/違反報告)
ねむた(プロフ) - うおおおお!!いつもいつも忙しい(と思う)のに更新ありがとうございます!!!いろんな人との絡みが楽しいです!!映画編も見ようとおもいます!! (2018年2月1日 20時) (レス) id: 7bc7080827 (このIDを非表示/違反報告)
ri_ta0077(プロフ) - 紫苑さん» 映画編も見てくださったんですか!ありがとうございますm(_ _)m そうですね、映画編も暇があれば更新していくつもりです。まぁ、気長にお待ちくださいませ。 (2018年1月31日 23時) (レス) id: 16552bc706 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:NASHI | 作成日時:2018年1月30日 7時

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