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HC「うわぁぁぁぁん！！！A怒っちゃったぁ〜！嫌いって言ったぁ〜！もうやだぁ〜！！うわぁぁぁぁぁん！！」
RJ「嫌いなんて一言も言ってなかったけどな」
JN「はいはい、鼻水拭こうねヘチャナ。汚いから」
Aさんが家の中に入ってからヘチャナは嫌われたと大騒ぎし大号泣。
5分ぐらい泣き喚いている。
「何も僕たちの前で怒らなくたってよかっただろ。」
HC「……それでAは怒ったんじゃない…彼氏の事が本当だったのと、お前らの前でそれを言った事に怒ったんだ…うぅ…」
今の彼氏がどんな彼氏かは知らないが、きっと今までの彼氏もあまり良い人では無かったのだろう。
多分だけど…。
そろそろ片付け再開しようとチラッと横を見ると大量に積んだ皿を1人で持って家の中に入ろうとするユジンに慌てて駆け寄る。
「あっぶな！ごめん気が付かなくて、手伝うよ。」
ﾕｼﾞﾝ「ありがとうジェミニヒョン。悪いんだけど俺と一緒に洗い物してくれない？ジフン！ロロとチソンと洗い物を台所まで持ってきて！あと、そこも片付けれる所まで片付けといて。母さんと父さん部屋に戻っていないから…」
ｼﾞﾌﾝ「はぁ〜い。ヒョンの事はどうするの？」
「ロンジュンとジェノに任せたら良いよ。」
ﾕｼﾞﾝ「…ごめんね、じゃあ行こう」
ユジンと家の中に入り台所にお皿を持って行く。
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ﾕｼﾞﾝ「……ヌナは人が良いから、漬け込まれやすいんだ。」
洗い物をしていると突然ユジンがボソッと話し始めた。
「…そっか」
ﾕｼﾞﾝ「付き合ったのは今日の人入れて2人だけど告白してくる人は多分二桁行くんじゃないかな…」
「…すごいモテるんだね」
ﾕｼﾞﾝ「でもその大半が"賭け事"なんだ」
賭け事？と思い横見ると気まずそうな笑顔で笑っていた。
ﾕｼﾞﾝ「中学生の時から可愛いって有名だったヌナは彼氏の1人や2人居るって噂されて、だけど全然興味ないから作らなかったんだ。それに面白くないと思い始めた同級生達が誰が1番初めにヌナを落とせるかゲームし始めて…それが高校でも広まっちゃって…今ではお金の賭けまでされてるんだ」
「……」
ﾕｼﾞﾝ「それを守ってたのはヒョンなんだ。まぁ中2で離れちゃったけど。だから余計心配なんだろうね。」
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作者名：アリン | 作成日時：2020年5月23日 19時
