13 ページ13
・
・
・
「……ヘチャニが離れてからはどうしてたの？」
ﾕｼﾞﾝ「それはそれはみんな告白したい放題だよ。最初はちゃんと考えて答えを出してたヌナだけど段々変に思ったんだろうね。無視し始めたんだ。」
「…意外と強いんだね…」
ﾕｼﾞﾝ「どうなんだろうね(笑)でも無視された男が立ち悪くて、ある事ない事噂し始めたんだ。それでヌナは一時期学校に行かなくなったんだ。」
そういえば僕たちが学校を辞めるとなった時ヘチャニは良く家に電話掛けてたっけ。その頃は自分たちが学校を辞めるから親に説得でもしてるのかと思ってだど、電話終わりのヘチャナは心配そうな顔だったな。
「Aさんが学校行かなくなった時期ってよくヘチャニから電話掛かって来たりしてた？」
ﾕｼﾞﾝ「してたしてた。頻繁にしてくるからヌナ無視してたけど(笑)」
やっぱり…。
「……でもなんでその話を僕に…？」
なんで2人っきりの今、俺に話したんだろうと思いユジンに聞くとさっきとは別の優しい笑顔になり、
ﾕｼﾞﾝ「だってジェミニヒョン、さっきヌナの事心配そうな顔でずっと見てたから」
と言った。
「そりゃ…心配でしょ…泣きそうな顔してたから」
ﾕｼﾞﾝ「………気になる？ヌナの事」
「…気になるって言うか、不思議な感覚なんだよ。学校やプライベートで女の子と絡んだ事ないから新鮮で…」
ユジン「へぇ(笑)」
「……さっきジェノにもそう言われたけど、僕そんなに見てるかな？」
ユジン「ん〜不思議な感覚って言うなら顔の表情はマッチしてないと思うよ」
「どういう事？」
ﾕｼﾞﾝ「なんか好きな子を目で追ってる様に見えたから」
確かに最初会ったときに胸の奥が痛い気がしたけど、それは女の子に会うのが久々なだけで…
いやいやいつも応援に来てくれる可愛いシズニに会うから久々とか語弊ありだな……いや、これはこれで問題発言だな……
「好きとか気になるとかそう言うのじゃないよ……」
ﾕｼﾞﾝ「そっか」
そう言ったユジンは少し楽しそうに返事をした。
・
・
・
洗い物を終えた頃ジフンが来た。
ｼﾞﾌﾝ「ヒョ〜ン！やっぱり僕らだけじゃコンロとか片付けられない〜。ロロヒョンとチソニヒョンが解体挑戦してくれてるけど分かんない〜」
「わかった、そっちに行くわ。あ！ジェミニヒョン、１つ頼みたい事あるんだけど……」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 101人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「NCT」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：アリン | 作成日時：2020年5月23日 19時
