君が出すその色は (ページ11)

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you side

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そろそろお開きにしようとパパが声をかけたので、片付けを始めた。

マカロンは大好評でメンバーの皆さん、お土産に買って帰ると言ってくれた。
真顔で食べていたジェミンさんも買って帰ると言ってくれていたので安心した。口にあって良かった…。

CL「ねぇねぇ、ヌナって普段ここに住んでないの？」

『え？』

片付けをしていると横にいたチョンロくんに声をかけられる。

CL「ここに着いた時にヘチャニヒョンがヌナの事帰ってくるとか言ってたから住んでないのかなー？って思って』

RJ「確かに言ってたな～」

『あ～そうだったんだね。うん、私普段はソウルで一人暮らしなの』

JS「え、もう社会人なんですか？」

『ううん、ソウルの大学に通ってるの。ここだと絶対飛行機使わないと行けないでしょ？だから高校卒業と同時に家を出たの』

CL「そうなんだ～！大学で何勉強してるの～？」

『美術だよ。』

JS「わぁ…すごい…ロンジュニヒョンも絵得意なんですよ」

『そうなんですか？』

RJ「ん～…俺別に専門的にやってるわけじゃないし、趣味でやってるだけだから、Aちゃんとは比べ物にならないよ」

HC「………」

JN「……なんでヘチャニは不機嫌なの？(笑)」

RJ「おま……別に名前呼んだだけだろ～。シスコンなのも大概にしとけよ～。」

HC「ちげーよ！こいつ…俺の反対押し切って一人暮らし始めたんだよ。その事に怒ってんの！！」

JM「反対したの？」

HC「うん」

大学の進路を決める時1番揉めたのはオッパだった。別に美術の事を反対されたわけじゃない。一人暮らしの事に反対したのだ。

『仕方ないって何回も話したじゃない。飛行機で通うわけにもいかないでしょう？それにいつかは出ていくんだから！』

HC「それは仕方が無いけども！！心配なんだって何十回もオッパ言ったろ！？ソウルはここと違って色んな人いるから、何かあったらどうするんだって！」

「別に何もないもん！！」

HC「嘘つけ！！今日だって帰ってきた時変だったし！無理に笑いやがって！どうせまた変な男に捕まって振られたんだろ！！」

『……ッ…！』

すぐにバレると思った。
でも…今ここで言わなくたって…

『オッパに関係ないでしょ！？もうほっといてよ！』

片付けも終わっていないのに家の中に走って逃げてしまった。