検索窓
今日:2 hit、昨日:3 hit、合計:42,980 hit

でも、やっと気づいたんです。 ページ7

ーーーーーーーーー

それから、白雄様はほとんどと言っていいほど私の傍にいた。
仕事中はいない時もあったが、一緒に寝る日があったり、休日は二人で過ごす日も増えた。


はっきり言ってそういうものかと思いきっていた。


「……んぅ…」

「A、御早う。」


私が起きる頃にはもうすでに起きていて、抱きしめて私の冷たい体に体温が伝わっていく。

そんな優しさと愛に溢れる純白な皇子にいつの間にか惹かれていっている自分がいた。





「なぁ、A」

「はい、なんでしょう?」


「俺の事、好き?」

私はこの言葉に体を凍らせた。 休日の午後の木の陰から優しく笑う君がいて


「勿論ですよ。」


好きならなぜ言わないのか? 勿論、好きですよと。



その言葉を聞いた白雄様は笑いながら抱きしめてくれた。
その姿は幼い自分と重ねてしまう。


そして、その夜だろうか



私は本当の愛というものを知ってしまった。





.

まだ、私は子供でした。→←その頃の私は恋を知りません。



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (24 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
39人がお気に入り
設定タグ:マギ , 練紅炎 , 練白雄
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

制服クゥン(プロフ) - るあさん» コメントありがとうございます! そう言っていただけるだけで元気がでます! 更新頑張ります! (2015年2月23日 15時) (レス) id: 44a03d5d2a (このIDを非表示/違反報告)
るあ(プロフ) - 続編おめでとうございます! 第一章から読んでいますので続きが気になります! 更新頑張ってください〜!! (2015年2月23日 15時) (レス) id: 13d5279086 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:蓮にぃ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ri0410saka1/  
作成日時:2015年2月22日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。