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そして、私は今でも生きてます。 ページ12

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月の光が池を照らし出す。 昔のことが夢に出てきて起きてしまい、私は池のそばで休んでいた

周りには、白いガンザクラが咲いていてもう春を感じる季節になっていた。


「なんだ、A。 寝れないのか。」


「紅炎様、ですか。 起きてしまいました。
紅炎様は?」


「俺もなんだ。 隣いいか?」

私は どうぞ。 といい隣を空けた。 まだ、冬の風が残っているのか頬に冷たい風が通る。 ただ、その場には静かな様子だけが残っていた。


「昔といえば、俺が迷子になったときAに見つけてもらったんだよな。」

「ええ、まだ貴方が皇子だと知らない頃でした。」


たんたんとした言葉が重く伝わっていく。 こんなに長く感じる夜はなんともいえない感じだった。 紅炎様は傍にあるガンザクラを眺めていた。


「その花は、ガンザクラというのですよ。」

「ほう、綺麗なものだ。 この花もやがて散っていくのか。 この花の花言葉は?」


「この花の花言葉はですね」



その時だった。


禁城から焦げくさい目眩がするような匂いがしたのは。




.

そんな日、事件が起こったんです。→←ただ、自分が憎いと思ったんです。



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制服クゥン(プロフ) - るあさん» コメントありがとうございます! そう言っていただけるだけで元気がでます! 更新頑張ります! (2015年2月23日 15時) (レス) id: 44a03d5d2a (このIDを非表示/違反報告)
るあ(プロフ) - 続編おめでとうございます! 第一章から読んでいますので続きが気になります! 更新頑張ってください〜!! (2015年2月23日 15時) (レス) id: 13d5279086 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蓮にぃ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ri0410saka1/  
作成日時:2015年2月22日 15時

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