【マギ】 黒に染まる死体の花嫁 【練白龍】

レーム帝国の令嬢 ページ10

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煌びやかに光る会場。

今宵は、レームで行われている舞踏会だ。シェヘラザード様からのご招待でシンドリア王国、煌帝国など、いろんな国の方も招待させている。

蓮「うっ……兄上ぇ、俺こういう会場苦手です…」

雄「しょうがない。シェヘラザードというマギからの招待だぞ？むやみに断れない。」

すると、声をかけられた。 金色の腰まである髪がサラサラとなびかせながらこっちに向かってきた。

雄「ハル様、練白雄と弟の練白蓮です。今回はご招待ありがとうございます。」

ハルと言う名の女性はニコッと笑い握手をしてくれた。

ハル「いえいえ、こちらも来てくださって嬉しいわ。 私の娘も来ているんだけどあんまり、人前に出たがらなくて……見つけたら声をかけてあげてね。」

蓮「はい！では、また！」

口元をおしとやかに隠して手を振りながら人混みの中へと入っていった。

とりあえず、俺は会場を見渡してみた。

綺麗なドレスをまとう女性がちらほらといて、男が女に声をかけていた。

その中でも人一倍声をかけられている少女がいた。


だれでも見入るような美貌



腰までのふわふわとした金色の髪


赤色の可愛らしい丈の短いドレス




俺は思わず彼女を近くで見たいと思い、駆け足で彼女元へ駆けた。



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赤いドレス→←昔の話をしよう。

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