【マギ】 黒に染まる死体の花嫁 【練白龍】

可愛い弟と妹 ページ6

ーーーーー 白龍side

今日は白雄兄上が結婚相手をご紹介してくれると言って、白蓮兄上と白瑛姉上と一緒に待っていた。

蓮「レームの貴族だからすごく綺麗なんだろうなー…」

瑛「あ、いらっしゃいましたね。」

扉を開ける音がしたあと、白雄兄上とその後ろに金色の髪の女性がいた。

雄「彼女はAといって……」


俺は白雄兄上が紹介している途中ずっと後ろに居るA殿だけを見ていた。

すると、青い瞳と目が合った。


龍「……っ///」

とくんっと高鳴った胸がA殿だらけになっていった。

これがA殿と出会ったきっかけだ。


ーーー


「白龍くん」

龍「なんですか？A殿！」


「白龍くんは頭がいいね、すごい。」

そういって頭を撫でていたあなたの顔は悲しそうだった。兄上との結婚が近づくにつれて。


「ねぇ、白龍くん。白龍くんならきっとわかるよね？」


龍「なにがですか？」


「なにって



.




.



.





.




.





私が死んだ理由だよ。」



龍「Aっ……どの…」


「ねぇ、答えて？白龍くん。教えてよ、私こんな結婚望んでないよ……

本当は愛し合ってる人と結婚したかった、普通の家族を持って幸せに暮らしたかっただけなのに。



助けてよ、白龍。」




その時の貴方はウエディングドレスのベールで顔を隠して泣いていた。


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