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そこが愛しいですけれど。 ページ7

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「体は大丈夫か。」


「ふふ、大丈夫ですよ。」


俺が見るからにはふらふらをして、大丈夫とは思えなかったが彼女は微笑み、俺はAの頭を撫でた。



「 由紀を産んだ時は辛かったか。」


手に触れた体温が伝わる。 俺にもたれかかるAは少し眠そうに目を細めた。


「 辛かったですよ、ましてや、紅炎様に下ろせ。と言われたのですから。」


「いや、あれはな… でも、由紀が産まれてよかった。」


そう言うと、Aはこっちをみて笑っていた。 その顔は母親らしく実に愛しい顔をしていた。


「 由紀は私の子ですよ。 」


「ああ、 そうだ。」



自慢げに話すAは愛しかった。 もう7年近くも君の声や君に触れていなかったから、もう我慢がきかないが、彼女は妊娠している身だ。


「 早く産まれればいいものの、」


「そんなに急かさなくても産まれますよ。」



そう言って、腹をさする。 俺はどうすることもなく、彼女を抱き寄せるだけだった。


その平和なときに彼女の中の子が 会いたい と言ってきた。



.

はじめまして、末っ子さん。→←本当に俺に似てるな。



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蓮にぃ(プロフ) - オバンさん» そう言って頂くと幸いです。 俺としてはまだまだ書きたいと思ってますので番外編をつくりました(´ー`) (2015年4月5日 19時) (レス) id: 44a03d5d2a (このIDを非表示/違反報告)
オバン - 一章から、いっきに読んだけど、凄く引き込まれる内容で、久しぶりの良い作品を閲覧させて頂きました。ありがとうございます( ´ ▽ ` ) (2015年4月4日 23時) (レス) id: 678d61674c (このIDを非表示/違反報告)
蓮にぃ(プロフ) - ぱんだぱやこさん» ありがとう!! リクエストもありがとうね! (2015年3月30日 20時) (レス) id: 44a03d5d2a (このIDを非表示/違反報告)
ぱんだぱやこ - 完結おめでとう!(*^▽^*)番外編で、家族旅行お願いしますです!!!! (2015年3月30日 14時) (レス) id: ec529c3c47 (このIDを非表示/違反報告)
ぱんだぱやこ - クダグダだなんて、言わないでよ!!こんなにすごいんだから!ま、これからもよろしくねぇ!(*^▽^*) (2015年3月16日 17時) (レス) id: ec529c3c47 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蓮にぃ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ri0410saka1/  
作成日時:2015年3月1日 20時

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