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私は好きになってはいけません。 ページ16

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きっと、偶然さえも奇跡に変わってしまう。

私が生まれて何十年と経ち、母があの日火事に会わなければ私は永遠と花魁という檻の中だろう。
偶然と偶然が重なり、宮中入りを果たして持ち前の武術を生かし、将軍へと登りつめたあの日は今でも繊細に覚えている。


「 もう、戦には立たないのか。 」


あの日、白雄様と別れ出会い その間にどちらの子かわからない愛しい我が子を産んでしまったのも偶然にしてしまおう。


「 私が立てば由紀か立てなくなります。 」


「 由紀もうまいけどな。 」


白雄様は淡々と話す。 彼はあの日のことがなかったかのように話す。 私にはそれも彼なりの優しさであろうと思う。

あの日のことがなければ私はきっと今は白雄様の横にいたであろう、だが それはかなわず私は紅炎様と出会ってしまった。

隣国にいた時から煌の噂は聞いていた。 着々と侵略を進め、大帝国へと登りつめている煌は私の誇りでもあった。


その国の将軍がほのぼのと我が子を産んでしまった、と言うと笑い話にしかならないだろう。
でも、それが運命だった。



「 A、俺の事好き? 」



白雄様は静かに笑っていた。




.

でも、母は愛しそうです。→←それは私に迷いがあるからでしょうか。



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蓮にぃ(プロフ) - オバンさん» そう言って頂くと幸いです。 俺としてはまだまだ書きたいと思ってますので番外編をつくりました(´ー`) (2015年4月5日 19時) (レス) id: 44a03d5d2a (このIDを非表示/違反報告)
オバン - 一章から、いっきに読んだけど、凄く引き込まれる内容で、久しぶりの良い作品を閲覧させて頂きました。ありがとうございます( ´ ▽ ` ) (2015年4月4日 23時) (レス) id: 678d61674c (このIDを非表示/違反報告)
蓮にぃ(プロフ) - ぱんだぱやこさん» ありがとう!! リクエストもありがとうね! (2015年3月30日 20時) (レス) id: 44a03d5d2a (このIDを非表示/違反報告)
ぱんだぱやこ - 完結おめでとう!(*^▽^*)番外編で、家族旅行お願いしますです!!!! (2015年3月30日 14時) (レス) id: ec529c3c47 (このIDを非表示/違反報告)
ぱんだぱやこ - クダグダだなんて、言わないでよ!!こんなにすごいんだから!ま、これからもよろしくねぇ!(*^▽^*) (2015年3月16日 17時) (レス) id: ec529c3c47 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蓮にぃ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ri0410saka1/  
作成日時:2015年3月1日 20時

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