立花彩の片割れ part3

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藍side

庭の家の裏にある森に面する所には、丁度庭と森をまたぐように幹の太い古い木が立っている。


このような木を魔法使いの間では、『マジックツリー』と呼ぶ。


マジックツリーは、魔法界と人間界を行き来する、門の役割を果たしている。


私はマジックツリーの前に立ち、幹に軽く触れた。


本当なら、最初にこの家のマジックツリーに触れるのは彩と一緒に…というつもりだったけど、仕方ない。


私は深呼吸をし、木に囁いた。



藍｢私を、御婆様の所へ、連れて行ってください。｣



目を瞑ると、身体が光に包まれ、身体が宙に浮いているような感覚に囚われる。



目を開けると、私は御婆様の家の前にマジックツリーに触れていた。


私は握っていた左手を開く。


そこには、魔物を倒して、魔物が蒸発した時に落ちていた、薬のようなものだった。


小鈴ちゃんのお父さんが魔物を操るためにこの薬を飲ませたと私は思っている。


でも、はっきりしてないから、御婆様に見てもらいたいんだ。


他にも、色々と相談しようと思うんだけどね。


庭の小道を通り、ドアの前に立つ。


ノッカーを叩くと、中から返事があった。



婆｢お入り。サファイア。｣


--------ｷﾘﾄﾘ線--------


〜人物紹介〜

フェアリー・ムーン

魔法界で『御婆様』と呼ばれる人物。
強力な魔力を持つ。
藍と彩の魔力を見込み、『フェアリー』の位を与えた。



〜『御婆様』とは〜

魔法界、及び魔法使いを治める人物。



〜魔法界での名前に関しての説明〜

最初の設定の所に、彩と藍の所に『魔法界での名前』という部分があったと思います。

藍の場合、『アイ・フェアリー・サファイア』
彩の場合、『アヤ・フェアリー・フラワー』
です。

最初の『アイ』や『アヤ』は人間界での名前、
真ん中の『フェアリー』は魔法界での位、
最後の『サファイア』や『フラワー』は魔法界での名前です。(という設定です。)


『フェアリー・ムーン』は、魔法界に住んでいるため、人間界での名前はありません。(という設定です。)



〜位について〜

フェアリー
…1番上の位。
『御婆様』と『御婆様』の認めた人しかなれない。
今は『御婆様』と彩と藍のみ。


位は10段階です。









以上です。

分かりにくい部分が多くてすみません。

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