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小鈴side
でも、拳は降りてこなかった。
見ると、藍ちゃんが取り押さえていた部下4人を払い除け、こちらに向かっているところだった。
お父さんは呆然として拳をふりあげたまま固まっていた。
藍ちゃんが隙をついてお父さんから私を引き剥がす。
藍ちゃんはすぐさま手を掴んで聞いた。
藍「走れる?」
私は呆然とした。
だって私は、私は1度でも藍ちゃんを…
自然と涙か溢れた。
崎「うんっ…!」
藍「よしっ!行こう!」
私は藍ちゃんに腕を引かれながらひたすら走った。
どこに行くのかなんて知らない。
ただ走った。
きっと、藍ちゃんなら私を助けてくれる。
そう感じた。
でも、同時に気づいてしまった。
藍ちゃんが過呼吸気味になっていること、
尋常ではない程の汗をかいていること、
そして、熱があがってきていること。
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りぃあ♪#(プロフ) - 芽依さん» ありがとうございます!そんな風に言われたのは初めてなので嬉しいです! (2021年7月26日 20時) (レス) id: 7e6666c842 (このIDを非表示/違反報告)
芽依 - めっちゃ面白いです!今まで見てきた中で最高っす! (2021年7月26日 20時) (レス) id: 41e57318a8 (このIDを非表示/違反報告)
彗(プロフ) - りぃあ♪#さん» りょ! (2020年1月7日 21時) (レス) id: 70bbe6910f (このIDを非表示/違反報告)
りぃあ♪# - 彗さん» 知ってるよ〜見たよ〜(笑)じゃ取り敢えず彗って呼ぶんでよろしく←(何から目線だよ) (2020年1月7日 21時) (レス) id: 77648adcbf (このIDを非表示/違反報告)
彗(プロフ) - りぃあ♪#さん» そうだよw呼び方は何でもいいよ〜彗でもKでもどちらでもいいよ!けいけいってあだ名もあるw一人称も変わった!あと名前変える時ホムペ書いたよ? (2020年1月7日 20時) (レス) id: 70bbe6910f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りぃあ♪# | 作成日時:2019年10月26日 23時