立花彩の片割れ part2

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崎原side

今秀明の前で待ち伏せ(？)している。


私は秀明生じゃないんだけどね。


けど…なかなか出てこない。


藍ちゃんだけでなく、彩ちゃんも。


可笑しいな、学校はいたのに。


他の秀明生はとうに出てきていて、人の出入りがなくなってきた。


え…


あと30分待って、出てこなかったらお父さんに報告しよう。


そう思っていたらやっと玄関から出てきたんだ。


藍ちゃんと彩ちゃん、そして男子6人。


うん、顔面偏差値めっちゃ高い。


あぁ、これ、私罪悪感が一生付きまとうんだろうな。


はぁ…


重い気持ちで、トランシーバーを出す。


スマホ持ってないんだよね。



崎｢立花藍、秀明から出てきました。｣



崎父｢例の場所へ迎え。5分後に作戦実行だ。｣




例の場所まで走って約5分。


全力疾走で向かった。


藍ちゃん…あぁ、胃が痛い。








ごめん、ごめんね、藍ちゃん。





謝っても許されないことはわかってるの。





でも、お父さんには逆らえない。









ねぇ、私、どうすればいい？









お母さん…

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