立花彩の片割れ part2

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藍side

今、パーティー中です。


10時ちょっと過ぎてるくらいです。


皆もうご飯は食べ終わってて、雑談みたいなのに入っています。


私さ、これ全国に生放送されてるからみっともないとこ見せないようにと綺麗な姿勢キープしてる訳ですよ。


そろそろ疲れてくるんですよ。


しかもこれがあと一時間弱続くんですよ。


…はい、終わりました☆


どうでもいいけど叫びたい←


という事で心の中で叫びまーす←


でも1人だとつまんないんで脳内会話で★←黒星




藍(づがれ”だあ”ぁ”ぁ”あ”ぁ”ぁあ”ぁ”ぁ”あ”ぁ”ー！)←


彩(わっ！何っ？！)


藍(ん？叫んでみた。)←


彩(あのねぇ、脳内会話だからって何でもしていいって訳じゃないのっ！うるさいからっ！)



あ、すみませんでした。←


脳内会話はうるさくないのかなって思ってたけどそうでもなかったらしい。


てか、脳内会話で叫べたんだ、超・今頃だけど。←



彩(あっ！)



ほんとだ、普通にうるさい。



藍(え？何？仕返し？)



仕返しなんて〜彩可愛い〜(裏声)



彩(違う。)



うん華麗にスルーされた←



彩(このパーティーとかって全国で報道されてるんだよね？)



そうだよ、だから私だって今までの時間頑張って綺麗な姿勢で座ってたんだから。


そんなこと今更確認されたって…ねぇ？←



彩(そしたらさ…kzの皆もこれみてるかもしれないって事だよね…私達が双子だってことバレない？)


藍(バレていいんじゃない？今日までバレないようにするために隠してたんだもの。)


彩(あ、そっか)←



彩って、そうゆうとこ結構抜けてるんだよなぁ。









次の瞬間、私は大変なことに気づいた。




これだと、奴らに家族の情報が入るし、下手すれば住所もバレる。




彩も狙われるかもしれない。




何とか阻止しないと…！

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